こんにちは、末次ゆう(@ysgenfu)です。
旅のルートはいくらでも考えてられますが、旅にかかる費用のことになると一番考えたくないところであります。
ですが、かなり重要なこと…。現実に目を向けて、果たしてどれくらいお金を使うのか。
そして、足りるのか( °̀ロ°́)ง←超重要
今回は、日本半周(日本一周前半戦)するのにかかった費用を踏まえ、日本一周旅の予算を立てておきます。
実績があるので、出発前よりも計算しやすいです(●´∀`)ゞ
目次(タップで移動)
予算を立てる際のカテゴリー
今回も、前半戦と同じカテゴリーで集計します( `ー´)ノ
- 食 費:生きるのに欠かせない、「食事」に用いる費用。
- 日用品費:自転車のメンテナンス、電池、カセットガスなどの「日用品」に用いる費用。予備費も兼任。
- 交通費 :フェリー代、電車代など「移動」に用いる費用。
- 旅 費:施設入場料、記念品、など「観光」に用いる費用。
- 宿泊費 :キャンプ場、ネットカフェ、ライダーハウスなど「宿泊」に用いる費用。
- 入浴費 :温泉やシャワーに「入浴」する費用。また、洗濯費も含む。
- 固定費 :任意健康・年金保険や税金、国民健康保険、通信費などの「固定費」
- 準備費 :テントや自転車購入費など。詳細は別記事にまとめています。
以上、6カテゴリー+固定費です。
肝心の期間ですが、8か月間(約240日)で予算を考えていきます。人それぞれなので、鵜呑みにしないでくださいね。
当然ですが、期間が延びるほど、予算も多く取らなければなりません。
ということで、月額の目安も計算しておきましょう。
食費
30万円(月3万7500円)
食費は、1日1250円を目安に計算しました。(前半戦は1日平均1331円)
正直、これでもちょっと節約しすぎかもしれません。食べることが好きな方は、1日2500円ほどまで吊り上げたほうがいいかも。
自転車を長距離漕ぐのに必要な「カロリー」と、健康を維持するための野菜類。そして、カルシウムなどバランスよく摂取することが大切でしょう。。
グルメも旅の一つ
「各地域の食・グルメ」も楽しみたいので、外食も旅の一つだと考えています。
前半戦の反省から、食が乱れると身体がきつくなり、旅も楽しくありません。ハンガーノックの元にもなってしまいます。
過度な節約はやめましょう!
- 野菜を含めた自炊の割合を増やす。
- スーパーの安売りを有効に利用する。
- お菓子などの嗜好品を控える。
何度も言いますが、食費に関しては節約は重視しません…。
日用品費
6万円(月7500円)
このカテゴリーは、自転車の修理費が大半を占めると思います。
パンクもこれから数回するでしょうし、チェーンも交換する必要があります。他にもパーツを交換する必要が出るかもしれません(;´・ω・)
また、カセットガスなどの消耗品もありますし、とにかく「物を大切に」して無駄な出費を抑えます!
- 「物を大切に」する。
- 自転車のメンテナンスを頻繁に行う。
- 無駄なものを買わない(特に百均で)
前半戦の無駄な出費はこのカメラ…(今回の集計には入れていませんよ!ものは大切に~)
交通費
6万円(月7500円)
主に、フェリーでの移動費が挙げられます。
北海道へ渡ると、往復6000円。小豆島なら片道で1050円等々…。九州でも渡りたい島がたくさんあり、フェリー代も馬鹿になりません。
他にも、自転車で移動するのをためらいたくなる都会では、バスや電車などの交通機関を使用したいですしね…。車や歩行者が多くて危ないし。
節約のために、少しでも安くなる方法(早割など)を調べておくことが重要でしょう☆
- 早割りなどの割引を調べておく
- 我慢して歩く(笑)
お金がないからいけない、となれば本末転倒……。離島は楽しいですよ~!
旅費(観光費)
5万円(月6350円)
この旅が終わったら、なかなか行く機会がない場所もあります。観光できる場所は、出来るだけ観光しておきたいところ。
入場料がそこそこ高い施設もありましたが、その分得るものも多かったです(0゜・∀・)
道中の自然も、観光施設もしっかり楽しみ学んでいきます!
「観光したい場所を絞って、興味のあるところは多少お金を出してでも行くべき」
そう考えているので、わたしは節約を考えません。
- 行きたい場所・テーマを絞っておく
- 今後、行けそうな場所は後回しもアリ
宿泊費
4万円(月5000円)
ネットカフェ・ライダーハウス・有料キャンプ場などの利用料になります。
北海道は安い施設があって助かりましたが、本州ではそうもいきません。
特に太平洋側は野宿に厳しいとかなんとか…。下調べをして、安い宿を見つけておくことも必要でしょう!
京都の例ですが、市内の真ん中にも「ライダーハウス」がありました。
それと、野宿情報ならチャリダー寝床bot(@charider_nedoko)をフォローしておきましょう!旅人に有益な情報が多く、いざというときに役立ちます。
「道の駅名」でリプライすると、登録されていた場合は野宿情報をいただけます。
道の駅石鳥谷(岩手県)
広い24時間開放の休憩室がある。屋根もそれなりにある。敷地内に図書館を併設。コンビニ隣接、1~2キロほど北側に大きめのスーパーがある。— チャリダー寝床bot (@charider_nedoko) 2017年10月29日
- 安宿を見つけておく
- 都会はなるべく避ける…
- チャリダー寝床bot(@charider_nedoko)をフォローして活用する
【追記】
無料or安キャンプ場を上手く使うか、宿泊費の予算を多く取っておいた方が旅を楽しめると確信しています。
仮に、野宿しない日本一周をすると宿泊費だけでいくらかかるか以下の記事で計算してみました。
野宿できるからいいや、と思っていると全国NGになる可能性もあります。そうなれば、資金不足で旅ができない場合や楽しめないので、もう一度宿泊費について考えておいてください。
入浴・洗濯費
2万円(月2500円)
ちょっと少ないかなとも思っていますが、上手くやりくりすれば無理ではない数字だと思います。
というのも、旅前半戦は16000円で収まった実績がありまして…💦
節約するなら、「温泉博士」は必ず買いましょう( `ー´)ノ
雑誌自体は1冊620円ですが、温泉が1回無料になるクーポンが付いています。
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クーポンの内容は月ごとに変わりますが、ほとんどの都道府県に対象の温泉があります。
自転車とはいえ、1か月もすれば、北海道でもない限り他の都府県を跨いでいることでしょう(”ω”)ノ
それと、旅人同士の交流を大切にして「洗濯割り勘」を頼んでみるのもいいかと(笑)
- 温泉博士無料クーポンを活用する
- 旅人同士の洗濯割り勘
固定費は…?
116万円(月14.5万円)
固定費は人それぞれ違います。
しかし、月々の出費の大半を占めていることがあるため、事前に計算しておくことが大切です。うっかりしていると、口座にお金がないなんて可能性も…。
クレジットカードなど上手く引き落としができなかった場合、旅が終わった後の信用にも関わるため、これまでの節約方法以上に神経質になりましょう。
わたしの場合、固定費を計算してブログ記事にしています。
関連>>一般家庭の固定費一覧。各種税金や光熱費などを算出してみた
これによると
月額固定費一覧(末次の場合)
対象項目 | 月額(円) |
---|---|
住民税 | 10,000 |
国民健康保険 | 20,000 |
国民年金 | 16,490 |
光熱費・家賃 | 70,000 |
民間医療保険 | 17,000 |
通信費 | 4,405 |
奨学金返済 | 5,000 |
ブログ運営費 | 2,050 |
合計 | 144,945 |
年間:1,739,340円
とまあ、信じたくない金額になってしまいました。
前回の155日間でも78万円の固定費を支払っていましたし、この数字が現実です。
8か月で計算すると、116万円にもなります。
日本一周準備費
22.2万円~(一括)
必需品だけザックリいくと、
自転車(13万円)・ヘルメット(0.7万円)サイドバック(1.5万円)・テント(3万円)・寝袋(3万円)・マット(1万円)
といった感じ。もちろん、買うものによってはもっと安かったり、逆に高かったりしますので参考値。
長い期間旅に出るとなると、ある程度の装備品も必要になってきます。
ただし、人によっているものといらないものがありますし、元々持っているから買わなくてよい場合もありますよね。
わたしの場合、せっかく色々な景色を見て周るのにスマホのカメラでは満足したくありませんでした。だから、カメラを購入。
また、本格的にブログを運営しながら旅をしたかったので、パソコンもある程度のスペック&軽量のものを購入。
といった感じで、どういう旅をするかによって何を準備するかは大きく変わってきます。
しっかりと予算を立てて、妥協点を見つけながらそろえていきましょう。
7万円(RX100M3)+9万円(α6000ダブルズームレンズキット)+5万円(単焦点レンズSEL28F20)+12万円(α7ⅱ)+16万円(ズームレンズSEL24105G)
この1年数カ月でカメラにかけたお金は
「49万円」
でした。
— 末次ゆう🦌アウトプットの時期 (@ysgenfu) 2018年9月20日
わたしは、カメラ関係だけで49万円も使いました。(旅を一時中断中ですが)
日本一周の予算合計
グラフにまとめてみましょう。
項目 | 予算(円) |
---|---|
食費 | 300,000 |
日用品費 | 60,000 |
交通費 | 60,000 |
旅費(観光費) | 50,000 |
宿泊費 | 30,000 |
入浴・洗濯費 | 20,000 |
日本一周準備費 | 220,000 |
プラス固定費になるため、このまま旅をするならだいたい最低でも、合計190万円が必要になる計算です。
もちろん、思いがけない出費がある可能性もあるため、場合によっては旅の途中にでもバイトをする必要が出てくるかもしれません(´・_・)
また、逆にこれよりも安く日本一周を達成された方は数多くいます。何度もいいますが、あくまで参考なので、当記事を参考にご自分で紙などに書いて予算を組み立てておいてください!!
まとめ
とにかく、生きるだけでもお金がかかるのが事実。そんな中、仕事を辞めて旅に出ると決められたのがみなさんなんです!
実体験、節約しすぎると体調も崩しますし、徐々に楽しくなくなってきました。最初は大丈夫でも、長引くと体にも、精神にも響いてきます。
なるべく節約しながらも、お金を使うところは使って有意義な旅にしてくださいね(^o^)丿
▼日本一周準備関係記事▼
Googleマイマップを使って旅のルートを作成・共有する方法【日本一周】
日本一周で使用する自転車を大公開!ランドナー【MIYATA Eiger】
【日本一周】退職後にやっておくことリスト
追記:旅をしてもやりたいことが見つかるとは言えない
純粋に「旅を楽しみたい!!」ってな人は良いですけど、「旅をすることで何かみつかるかも」と考えている方は、あまり日本一周などに固着せず柔軟に旅をする方がよいかと思います。
野宿しているときに会う人って、結局、同じレベルの人としか会えないんです。
成功者は成功者の元に集まります。道の駅で寝ていても来ないんです。
寝ているときも、許可を取っていてもやましい気持ちがあります。これは健全ではないですよね。
わたしはこれを、萩のゲストハウスrucoにいるときに感じました。旅をしなくても、旅人と会う方法はあります。
ゲストハウスにくる方々は、経験や実績の多い方が多いしみなさん考えも柔軟な方が多いように感じました。
旅だけに依存せず、自分から気になったことや人に積極的に会いに行くとヒントが見つかるかもしれません。
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