日本一周準備関係

なぜ、正社員で入社できた会社・仕事を辞めて日本一周をするのか?

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※2017年1月執筆→10月リライト(末次)

正社員(会社)を辞めて日本一周する

当ブログ、厳風~Genfu~管理人の末次(@ysgenfu)です。

今回は再度、自身が行う『日本一周』について考えることにしました。

 

旅したい人
旅したい人
日本一周なんてしてみたいけど、会社を辞めるしかないよな…(*_*;

 

「日本一周をしたい!」という人は『時間』『お金』という壁(障害)さえなければ、かなり多くなると思います。心のどこかで思っていても、現実を見ると諦めざるを得なくなりますし。

 

わたしにも例外なく、2つの壁は立ちはだかってきました。

 

極論、

『時間』という壁は退職することによって壊すことができます。しかし、『お金』という壁は逆に高くなってしまいます。加えて『社会的信用』というものも失ってしまいます。

それでもわたしは、日本一周をすることに決めました。

簡単に思いつきで決めたわけではありません。かなり悩みました。

 

だって、今後の将来が懸かっていますから。

 

考えた末、なぜ20歳という若さで日本一周を決意したのか?

文章下手ですが、出発前にまとめておきたいと思います。

自力で稼ぎたい・起業したい

小学生のころ、「将来の夢は?」と先生に聞かれたことはありますか?

おそらく。ほとんどの人が該当すると思います。

 

小学生に人気な職業と言えば、「電車の運転手」や「プロ野球選手」「お医者さん」といった感じです。

わたしはそのころからなぜか

末次ゆう
末次ゆう
コンビニ(セブンイレブン)の店長!

そのころから、自分主体で稼ぎたいという気持ちだけはありまして…。(コンビニの店長も今考えると、起業って訳でも、自分主体ってわけでもありませんが…。)

中学生になって「起業」という言葉を知り、将来は起業家になりたいと考えるようになります。

そして、孫正義氏の【リーダーのための意思決定の極意 】という本を、お小遣いで迷わず購入しました。

 

 

ここで人生における分岐点を迎えます。

高校進学です。

本来、起業家を目指すなら普通高校を選ぶのが無難です。大学を出ていなければ厳しいというのが世間の一般論でしょう。今でも先輩に言われたこともありますし。

しかし、わたしは工業高校を選びました。卒業後、すぐに就職してお金が欲しかったからです。

共働きで頑張って働いてくれていましたが、決して裕福なわけでもなく…。高校は奨学金を借りて通学していました。

高校2年生のときに、ふと「このままで起業に関する勉強はできるのか?」と考えると無性に大学進学したくなるばかり。

さりげなく、親に大学進学する余裕があるのか尋ねると厳しいという返答。

学力も上の下程度のものだったため、推薦を頂ける希望もありませんし、そもそも工業高校からの進学なんて知れています。(偏見かもしれませんが、少なくともわたしの母校では)

そこで、就職してお金を貯めてから、行動をすることに決めました。

無事に正社員で就職

高校の先生が親身になってくださったこともあり、地元九州の企業に入社することが出来ました。

研修の後、福岡県福岡市の博多区の事業所へ配属になり、上司・先輩・同期に、お世辞抜きで心から恵まれました。

当時の上司から手厚いご指導を受け、難関国家資格である「第三種電気主任技術者」の試験も2年目に合格することが出来ました。

入社時は絶望的な状況でしたが…。毎晩、土日も含め毎日ご指導してくださった上司には、本当に感謝しています。

それでも、退社

実は「日本一周」という言葉を知ったのは、2年目の6月のこと。

偶然、休日にキャンピングカーについて調べていると、「車で日本一周」している人のブログに当たりました。

そこから、自転車・徒歩…。どれも雲の上の存在でしたが、みなさんいい顔をされています。信じられない経験をされています。

時間や予算を考えると、自転車がぴったりです。

「コレだ!」と直感的に思いました。

 

2年目で少しお金も貯まってきたので、「来年には車を買おうかな」なんて思っていましたが、即却下。ここから本格的に「自転車日本一周」へ計画を進めます。

会社を辞めるのが早すぎるのでは?

「辞めるには早すぎる」「石の上にも三年」

もう少し働けば、貯金も増えますし準備や勉強も出来ます。より計画的で、より経済的にも楽に日本一周をすることができるはずです。

それでも時間今しかありません。自分で『今』と決めたなら、それを信じることも大切だと思います。

経験するなら早い方が良いと思う

日本一周という経験は、なかなかできるものではありません。

まだ出発する前から期待しすぎなのかもしれませんが、良くも悪くも人生を変える経験になると信じています。

とにかく少しでも早く経験をしたいのです。

この思いを隠して、もう一年会社で働くのは苦痛でしかなかったと思います。

予算は大丈夫??

60万円~100万円あれば日本一周出来るといわれています。

税金等もシミュレートし、なんとかこの程度は確保できそうです。

足りなかったら、どこかでバイトします…(‘Д’)

末次ゆう
末次ゆう
一番、ここが心配です。。

日本一周という経験が今後…?

別に日本一周をしたからと言って、仕事に役立つわけではありません。

逆に見方によっては、ただ日本一周という名目だけでその期間遊んでいたとしか思われません。実際、旅が終わられてからの再就職に苦戦されている方の話も聞きます。

それはそうです。世間では一生懸命、世のために働くことこそが美徳であり生きる価値なのですから。

大学生が休学して日本一周をするのとはわけが違います。

休学なら、帰宅してからも勉強ができます。要は、日本一周中も勉強の一環として捉えることができます。

せっかく就けた職を辞めて日本一周をすると、帰ってきたらただの無職です。決して日本一周は仕事ではありません。世間の評価も上がりません。その経験を活かすことも非常に難しいですし、次の職に就く際もマイナスになる可能性だってあります。

そんなリスクを背負ってでも、たった一度きりの人生で挑戦したいことなのです。バカみたいな話ですが、理由はたったそれだけです。

起業するためにすることなら、他にすべきことはたくさんあります。

経済学、資格取得、営業、人脈づくり…。

確かに必要なことですし、実践しなければ起業して成功なんてできません。

起業して成功してから日本一周をしたら?

こんなことを言われたら反論できません。。

それでもわたしは今年、日本一周します。

旅先での出会い、経験はきっと一生の宝物になります。ある程度人生を知って実行する日本一周と、何も知らないまま実行する日本一周はまた別のもの。

何も知らない純粋な気持ちだからこそ見える景色があるんじゃないかと。

旅のルートについて

「この道を通って、〇〇へ行く」といった風には決めません。

行ったことすらない場所に、あらかじめ通る道を作っておくのは苦手というか…。直感を信じて進むほうがワクワクしますからね( `ー´)ノ

流石に、インターネットや雑誌で事前リサーチはします…!道も危険だと感じたら、どれだけと周りになろうと安全優先で遠回りします。

公約通り、県庁所在地はもちろん、一番栄えている場所は必ず行きます。また、各地の湖やお城などの名所も訪問したいですね。

民宿やライダーズハウスなど、他の人とも触れ合える場所にも行き交流するのも醍醐味でしょう!!

まとめ

わたしも自分なりに覚悟を決めて日本一周に挑みます。

不安はあります。情けないことに、最近は楽しみという感情よりも不安の方が大きくなりました。

さて!

深刻な話題ばかり挙げましたが、これが一番大事だと思います。

帰宅後の不安もありますが、そんなことばかり考えて暗い気持ちで日本一周をするくらいならしない方がマシです。

旅だけでなく、どんなことがあっても、自分を信じてがむしゃらに頑張る。

そんな旅・人生にしたいのです。

 

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すえぽん
会社員を辞めて自転車で旅に出たのち、ブロガーや農業バイト・ライター生活して早7年。大分県佐伯市ではドーナツ屋を開業していました。趣味は写真撮影・文章を書くこと・長距離ドライブ
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