コラム

「夢をかなえる日本一周人」増やそうぜ!旅人の力で田舎を救う

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夢をかなえる日本一周人

阿武町でスイカを作っているクレイジーファーマー・梅田さん(@crfmuc0nd)のツイートより。

 

「都会で労働に追われ消耗する人種から見れば旅人は「浮浪者」に映るのかもしれない」

いや~、キレてますね。キレキレです。w

 

旅人の柔軟な労働力

わたしが参加しているアブナイジカンプロジェクト

今回はモニターということで、色々な面で課題もあるプロジェクトですが、仕事×田舎という観点は非常にオモシロイ取り組みだと感じています。

どうしても、「仕事」ってなると都市の求人ばかりなんですよね…。田舎の求人があっても、交通の便が悪かったり、時給が安かったりで目立ちません。

とまあ、これは一般論。わたしら過酷な環境を旅する日本一周人には、田舎も都会も関係ないっす。

そうですね~、屋根とトイレ。電源があれば、最悪テントでも生きていけます。ド田舎でも。基本は野宿なんですし。

毎日、自転車や徒歩で数十キロ移動するくせに、毎朝食パンを食べて生きているんですよ。贅沢は敵なんです。

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ある程度過酷な生活環境にも慣れてしまった旅人は、田舎で短期バイトをするには最適な人材ではないでしょうか?

 

課題は時給。そこはワクワク感でカバー。

ボランティア精神で田舎に携われる人ならいいでしょうけど、問題は「時給」ですかね。カネです。

北海道や沖縄の短期バイトだと、日給1万円がスタンダートになっているので、どうしても比べてしまうんですよ。

とはいえ、それまで自分たちでやっていた田舎の農家さんがいきなり時給1200円払えるかというと、マネジメント的に厳しいでしょう。

では、どうするか?



ワクワク感があれば、旅人は来ます。

ワクワクする場所しかり、ワクワクする人しかり。

例えば、シェアハウス。ネットが使えてシェアカーリングがあれば、ド田舎でも困りません。仕事終わりにシェアハウスのメンバーで飲んで語れますしね。

田舎ならある程度騒いでも大丈夫でしょうし。休日前にはテントを担いでプチ登山なんかもできます。

いや~、ちょっと考えただけでもワクワクしますね!

といった感じで、意外とシンプル。割と本気で興味がある人がいたら、やってみたいなと考えていますよ!

 

課題は地域の受け入れ

ここまで前向きな発言ばかりですが、ちょいとリアルに考えてみましょう。

田舎で重要なこと。それは人間関係の構築です。

先ほどのシェアハウスの案。仮に人もお金も集まったとしましょう。あとは創るだけ。

となっても、地元の老人から反対があるわけですよ。残念。

「男女が同じ屋根の下で寝るなんてけしからん」的なやつっす。

田舎の人間関係は陰湿ですからね。村八分にあったら、さすがに仕事ができません…。南無南無。

どうしても受け入れてくれない町の考え方を変えたという話もありますけど、生半可なことじゃありません。

いやー、ここが地域おこしで大変な部分でしょうね。人の考え方なんて、そんなすぐには変わりません。特に年を取ればとるほど。

 

日本一周人が地域おこし

最後は暗い内容となりました…。でも本当のはなし。

しかし、クレイジーファーマー・梅田さんのように、若い人が地方を変えようとする。これが重要でしょう。

課題は山積み。だからこそ、やりがいもあるしワクワクしますよね。

日本一周旅で培ったフットワークの軽さ。地方の力になるなら活かしたいものです。

いつか、「地方の夢を叶えるイカした奴ら」となれる日を目指して。

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ABOUT ME
すえぽん
会社員を辞めて自転車で旅に出たのち、ブロガーや農業バイト・ライター生活して早7年。大分県佐伯市ではドーナツ屋を開業していました。趣味は写真撮影・文章を書くこと・長距離ドライブ
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