2017年の魅力度ランキングでも、安定の45位を取ってしまった『佐賀県』ですが、魅力的なイベントは存在します!
その一つが、『佐賀インターナショナルバルーンフェスタ』
通称、バルーンフェスタと呼ばれますが、年間を通しておそらく一番佐賀県に人が集まるイベントでしょう!
佐賀インターナショナルバルーンフェスタとは
まずは、バルーンフェスタの歴史や概要について、少し学びたいと思います。
世界選手権・ワールド・エアゲーム・ヨーロッパ選手権などの公式選手権は、FAI(国際航空連盟)の公認する選手権で、世界各国で2年に一度(FAI規定による)開催されています。FAIはこれらの公式選手権をカテゴリ1の大会と称し、この第1カテゴリーには、公式選手権以外の大会も公認しています。
公式サイト:佐賀バルーンフェスタの歴史より引用
元々は、1978年に福岡県甘木市で行われた「バルーンフェスタin 九州」という小さな熱気球大会が起源。
その2年後の1980年に佐賀県の佐賀平野へと会場を移し、2017年現在で38回目の開催となっています。
日本国内だけでなく世界各国から選手が集まり、その規模はアジア最大。世界トップクラスと評され、世界中から注目されている大会です。
会場へ行く方法
今回は車で行きましたが、大会1日目は平日だったこともあってか、そこまで大きな渋滞は見られませんでした。
土日や平日夕方は、普段も若干混んでいるため、渋滞が予想されます。
車は有料駐車場
バルーンフェスタの会場は、嘉瀬川沿いになります。
普段は人があまり立ち入る場所ではありませんが、バルーンフェスタの期間中は有料駐車場が解放されています。
案内板はかなり手前からあるのですが、入り口は狭くわかりにくいです。
警備員の方が立っているので、注意して案内に従ってください。
環境整備協力金として、車1台につき1000円を支払って入場です。
記念館の無料券も付いてきています。
徒歩圏内に「佐賀県立森林公園」の駐車場があります。通常は無料ですが、バルーンフェスタ期間中は警備員が立っており、「バルーン見学者はお断り」と言われてしまいます。
土日は近隣企業さんの駐車場を開放していただけるようです。
詳しくは>>会場駐車場案内
JRの場合は臨時駅「バルーンさが駅」を利用
JRで来られる際は、会場のど真ん中に「バルーンさが駅」という臨時駅が開設されており、大会期間のみ乗り降り可能です!
北九州小倉駅・博多駅から佐世保駅・長崎駅まで繋がっている「長崎本線」
唐津駅から佐賀駅までを結ぶ「唐津線」の列車が止まります。通常は1~3両編成なのに、この期間中だけ6両編成に(笑)
これは実際に電車通学していた筆者の実体験ですが、かなり混みます…。もちろん、時間帯にもよりますが覚悟したほうがいいです。
しかし、各地からアクセス良好で、電車から見る会場やバルーンも一味違いますよ(0゜・∀・)
駐車場が用意されている隣の「久保田駅(くぼたえき)」からなら、大人160円で利用できます。
ひと手間かかりますが、車で行くなら歩き以外でこちらの方法が最安値です( °̀ロ°́)ง
競技飛行!
それでは、バルーンフェスタの様子を見ていきましょう!
大会プログラムにより、見られる気球の姿もそれぞれです。今回は昼間の「競技飛行」を見てきました!
会場には人がたくさん!
実況や解説も常にスピーカーから流れてくるので、今何をしているのかがわかりやすいです!
競技内容は、マーカーをターゲットにどれだけ近く落とせるかというもの。
地面すれすれまで気球を寄せられるかが勝負の分け目のようです。
次々と競技を終えた気球が降りてきています。
ここから見ると、民家が近くヒヤリとします(;´・ω・)
2016年には、バルーンがJRの電線にかかってしまう事故が発生。遅延が起こったようです。
マーカーを落とすために、バルーンが会場へ近づいてきます。
佐賀平野の風はバルーン乗りの方々も「面白い」というほど独特らしく、高さによって風向きや強さが全く違うそうな。
バルーンは風向きが命なので、地上の部隊がわざと風船を飛ばし計測をして、上空のバルーンへ連絡し操っているらしいです。
マーカーを落としてからも、降りるまでは気を抜けませんよね…。
あまり遠くへ行ってしまうと、市街地へ入っちゃいますしL(・o・)」
見えにくいですが、上空から手を振ってくれています!
青空にカラフルなバルーン!インスタにも映えますねぇ☆
平日の昼間にもかかわらず、この人だかり!若い人も多く、正直驚きましたΣ(・x・U)
企業の宣伝にもなります。
ほとんどのバルーンが、会場近くへ寄ってきました!
実況によりますと、色々ルールがあるそうです。マーカーを投下する際にも、片足はバルーンのバスケットへつけておかないといけないんだとか。
乗り出すと危ないですしね💦
参加国なのか、世界各地の国旗がなびいています。
まさに、世界大会の貫禄!
マーカーを落とす会場も、嘉瀬川の土手から見渡せるので楽しいです!
左奥に見えるのが、「みどりの森県営球場」佐賀の高校球児の聖地です⚾
この人だかりにも感動ものです。それにしてもみなさん、良いカメラを持ってますねー(^o^)丿
バルーンを見ながら寝そべるのも気持ちよさそう!
ファンサービスなのか、土手に近寄ってくるバルーンも!
こんな近くまで来て、手を振ってくださりました!
直前でバーナーから勢いよく火が出て、急上昇!魅せてくれますね(”ω”)ノ
飛行機雲が右上に見えます。飛行機からはどのように見えるのでしょうか??
約2時間の競技も終盤に。選手全員が、時間内にマーカーを落とせたようです。
「うまかもん市場」へ!
出店もズラッと立ち並びます。いい匂いにつられそう…。
王道のたこ焼きやリンゴ飴だけでなく、大宰府名物「梅ヶ枝餅」なんかも(参考>>日本一周2日目竈門神社(かまど神社))
バルーンモールという建物の中に、「うまかもん市場」が入っていました!
佐賀県の特産品が並んでいます。新鮮な魚介類もあるので、お土産はここで間違いなし(っ ` -´ c)
有明のり・嬉野茶・さがびよりやコシヒカリ(お米)・小城羊羹・丸ぼうろ・日本酒などなど…。
こうしてみると、意外と特産品もあるものですね( °̀ロ°́)ง( °̀ロ°́)ง
まとめ
2017年のバルーンフェスタは以下の日程で行われます。夜のバルーンも美しいと評判です☆
(詳しくはこちらをクリック!)
前回行った時の記憶はほとんどないので、実質初めてのバルーンフェスタとなりました!
佐賀県に住んでいたくせに、学校や部活があってなかなか行けずじまいで…。電車からはよく見えていたんですけどね。。
子供から大人まで、幅広く楽しむことが出来るイベントでしょう!こんなにたくさんの気球を見られるのも、バルーンフェスタならではL(・o・)」
ぜひ、一度はご覧くださいませ♪
唐津くんち
この時期は、唐津でもユネスコ無形文化遺産に登録された「唐津くんち」が行われています!
九州北部の秋祭りは”くんち”と呼称され、唐津市内でもさまざまなくんちが開催されます。江戸時代の大名行列を再現した「羽熊(はぐま)行列」が街を練り歩く相知町の「相知くんち」は、毛槍の「羽熊」を投げ渡す妙技が見もの。
また、隣接する厳木町の「本山くんち」では、子供だけの囃子や曳子が巡行するなど、街ごとに異なる歴史や伝統を感じることができます。
唐津観光協会より引用
こちらも、佐賀県一大イベント!近隣の学校は、くんち期間休校になるほどです!
14もの曳山が「エンヤエンヤ」「ヨイサヨイサ」の掛け声とともに、町を巡回する姿は圧巻です!!
毎年バルーンフェスタと日にちが被ってしまうのですが、ぜひこちらもご覧いただけると(*´▽`*)