どんなときもWiFiの通信障害(詳細は記事最後に記載)を経て、東証一部企業のGMOインターネット株式会社が運営している『ギガゴリWi-Fi』を契約しました。
似たり寄ったりの騙し合いにも近いモバイルWi-Fi業界になっているからこそ、大手企業が運営しているというのは大きなメリットになると判断しての乗り換えです。
ギガゴリWi-Fiはデータ使用量無制限(50GB超プラン)の1年目月額使用料は業界最安値の「3,050円」とかなり魅力的です!
1年契約となっており、1年(12ヶ月)を超えると月額3,500円と逆に割高になってしまいますが、1年後に新しい魅力的なモバイルWi-Fiプランに乗り換えれば良いことなので、それもメリットだと考えています〇
今回は、ギガゴリWi-Fiを選んだ理由と、契約するうえでの注意事項をまとめました。特に、「安心サポートプラン」の解約方法が面倒なので、ご注意ください!
ギガゴリWi-Fiのメリットとデメリット
今回、どんなときもWiFiからギガゴリWi-Fiに乗り換えを決意した理由である、ギガゴリWi-Fiの「メリット」についてお話します。
ただし、メリットだけではなく、ギガゴリWi-Fiにも「デメリット」はあります。その辺りも触れながらまとめていくので、契約をお考えの方の参考になれば幸いです!
メリットとデメリット
- 【メリット】東証一部上場企業のGMOインターネットが運営している
- 【メリット】無制限プランは相場最安値(20GB、30GBプランはやや高い)
- 【デメリット?】1年(12ヶ月)を超えると月額が450円値上げする(1年後に解約推奨)
- 【デメリット?】クラウドSIMは搭載していない(ただし、クラウドSIMをフル活用している人は少ない)
- 【デメリット?】端末は貰えない(解約後にメルカリなどで売ることはできません)
安心安全の大手企業「GMO」が運営している
冒頭でもお話したように、東証一部に上場している大手企業のGMOインターネット株式会社が運営しているモバイルWi-Fiです。
東証一部に上場するためには厳しい審査が設けられているため、東証一部の企業は日本における「優良企業」と考えても問題ありません。
モバイルWi-Fi業界はなかなかカオスな現状で、どこも似たり寄ったりのプランが多く、運営会社もよくわからない会社が多いので心配はあります。どんなときもWiFiに名前を寄せて集客している「どこよりもWiFi」の運営会社の口コミは酷いものでした。
#どこよりもWiFi の運営元「 #株式会社Wiz 」の口コミがひどい。
基本的にどうしてもネガティブな口コミが増えるのは分かるとしても、この量と内容は引いた……。
どこよりもWiFiは「折り返しの電話をもって申し込み完了」っていう時代に逆行している会社だし、個人的におすすめはしない。 pic.twitter.com/v3xXck84HC
— すえぽん◁▷ (@ysgenfu) March 10, 2020
もちろん、大手企業だから通信障害を始めとする不具合は起きないと断定はできませんが、仮に不具合が発生した場合は、グループ企業全体のイメージを下げてしまうため、小さな会社よりもリスクマネジメントはしっかりしているはずです。
たくさんのモバイルWi-Fi提供業者が乱立している今だからこそ、運営会社が信用できるかどうかは大きなメリットになると考えています。
1年目のデータ容量無制限プラン(50GB超プラン)が安い!
ギガゴリWi-Fiの「50GB超プラン(データ無制限プラン)」の月額税抜3,050円は業界でも群を抜いて最安値です。平均相場は税抜3,200円~3,500円ほどと考えてください。
それでも実は、今回他社と比較するにあたって、月額は優先していませんでした。それよりも、「信頼性」や「口コミ」を優先したかったからです。
20GB、30GBプランは割高(FUJIWiFiに劣る)
ちなみに、20GBプランや30GBプランは割高です。FUJIWiFiの方が安いのでご参考までに。
キャンペーンや12ヶ月おまとめ支払いを利用することで、上記の料金よりも月額500円ほど安くできます。20GBや30GBのプランをご検討されている場合はギガゴリWi-Fiではなく、FUJIWiFiがおすすめです。
解約料金も無料なので、気軽に始めることができます。
1年目を超えると割高になる(1年後の新しいプランに期待したい)
ギガゴリWi-Fiは1年契約となっており、1年(12ヶ月)を超えると月額が税抜3,500円と割高な料金に変わってしまいます。
月々450円の値上げですが、更に1年契約すると年間で5,400円もの値上げになるので、見逃すことのできない金額です。
そのため、どれだけギガゴリWi-Fiを気に入っても1年後(12ヶ月後)には解約をする手間がかかってしまいます。ここで解約をためらうと、途中で解約しようとしても次の1年を待たなければ違約金8,000円が発生するのでイマイチ。
とはいえ、ここはメリットのようにも感じており、1年後には「さらに優良なサービス」が出ているかもしれませんし、「話題の5G回線を用いたサービス」にも期待できます。
他社のモバイルWi-Fiプランは2年契約となっている場合が多いので、考え方を変えると契約期間1年というのはメリットだと思うんですよね。
ただし、1年後には必ず解約することを覚えておかなければなりません!3,500円は高いです……!!
(ちなみに、FUJIWiFiは契約期間無しでいつでも解約可能がウリです)ボソリ
クラウドSIMではないので海外では使えない
ギガゴリWi-Fiは「ソフトバンク回線オンリー」なので、今はやりの海外でもそのまま使える「クラウドSIM」は搭載していません。
まあ、よっぽど海外に行く人はクラウドSIM搭載サービスの方が良いかもしれませんが、あれはあれで現地でWi-Fiを借りるよりは高い場合も多いので、現時点では微妙なところ……。
それに、クラウドSIMは「3キャリア対応」を大々的にうたっていますが、1年間どんなときもWiFiを使ってきて、一度もソフトバンク回線以外に繋がったことはありませんでした。
ネット上の口コミでは、「ドコモ回線に繋がったけど激遅だった」との情報もあり、クラウドSIM搭載端末も、日本国内では実質的には「ソフトバンク回線オンリー」と考えて良いでしょう。
こんな感じで圏内の場所でも時間帯によってはピカピカして回線につながらなくなります。(問い合わせたところ、再起動すればいいらしいけど、イチイチやってらんない頻度) pic.twitter.com/3u45bLFVjm
— すえぽん◁▷AB (@ysgenfu) March 11, 2020
端末はレンタル式(特にデメリットでもない)
あえてデメリットとして追加させてもらうなら、端末「FS030W」はレンタルなので解約時に返却する必要があります。
解約後にメルカリなどで売ることはできません。ただし、モバイルWi-Fiプランの多くの場合はレンタル式なのでとくにデメリットという部分でもありませんが……。
もちろん、端末のレンタル料などは追加されないのでご安心ください!3,050円+消費税で使えます〇
【総括】実質的なデメリットは感じられない
メリットだけでなくデメリットについても言及してきましたが、特に大きなデメリットは感じられませんでした。
1年未満で解約する場合の違約金18,000円も相場通りの価格なので、他のプランでも同じことが言えます。
よくわからない某モバイルWi-Fiプランのように「送料」もかかりません。折り返しの電話もかかってきません。ご安心を!
ギガゴリWi-Fi契約の流れ
それでは、実際のキャプチャー画像と共にギガゴリWi-Fiの契約方法をご紹介します。
とはいっても、直感的に入力していくだけなので、特に困る部分はないでしょう。パソコン画面から入力していますが、スマートフォンからでも申し込めます。
というよりも、途中で身分証明書の写真をアップロードする機会があるため、スマートフォンから申請した方が写真をパソコンに移行する手間が省けます。
契約なんて慣れているからお前の説明なんかいらねーよって方はギガゴリWi-Fiの公式ページよりご契約を始めてください!
強制入会の「とくとくBB安心サポート」解約方法についてはこちらのリンクでご説明いたします。(準備中)
プランを選んでクリック&タップ
ギガゴリWi-Fiの公式ホームページ(こちら)にある申し込みボタンをクリック&タップします。(今後はクリックで統一しますね)
プランをご確認ください。わたしが契約した時点では、端末機器の種類や色は選べませんでした。別にいいけど。
そのまま、下にスクロールしてください。
ここからがこの記事の目玉です。
とくとくBB安心サポートは強制加入・(無料期間内に解約可能)
ちょっといやらしいのが「とくとくBB安心サポート」は強制入会となっていました。2カ月間は無料なので、翌月に解約すれば問題はないです。
月額300円で端末の修理代金が無料になる保険ですが、ぶっちゃけ必要ないと思います。そもそも、モバイルルーターはバッグの中か家の決まった位置にしか置かないですし。どうしても、壊しそうな場所で利用される場合は解約せずにそのまましておけばOKです。
水に落としそうな方は月額500円の「安心サポートワイド」でなければ補償されないのでご注意を。
今回はどうにもできないので、「安心サポート」のほうを選択してそのまま先に進みましょう。翌月に解約します。
住所などの入力と身分証アップロード
この先の「GMO ID」については持っている方は「もっています」を選択、ほとんどの方は持っていないと思うので、心当たりがない場合は「もっていません」を選択すれば良いです。
指示通りにお名前や住所などを入力していきましょう。
入力が終わると、本人確認書類データのアップロードを求められます。お持ちの「運転免許証」や「パスポート」「健康保険証」「マイナンバーカード」などの写真をアップしてください。
本人確認書類として使えるのは以下の通りです。(クリックで大きくなります)
運転免許証の場合、更新時と住所が異なる場合は裏面の住所変更欄の提示も必要になります。万が一、書き換えをされていない場合は、最寄りの警察署か免許センターで書き換えをしてください〇
申請後、メールが届くので要保存
全ての入力が終わり申し込みを完了すると、『[GMOとくとくBB]ギガゴリWiFiお申込み受付のお知らせ』というメールが登録したアドレス宛に届きます。
後述する安心サポートプランの解除に必要なBBnaviのIDも記載されているので、メールは別ボックスに入れるか鍵をかけるなどして大切に保存しておいてください!
一週間ほどで端末が届くようなので、気長に待ちましょう〇
実際に速度測定しました!
実機が手元に届いたので、実際に速度測定&どんなときもWiFiやネクストモバイルと速度比較しています!ツイートを埋め込んでおきますね〇
速度に関しては、
- 20Mbps以上:かなり快適(高画質なフルHDの動画視聴でも全く問題なし)
- 10Mbps~20Mbps:快適(普段使いには問題なし。大きなファイルのダウンロードには少し遅い)
- 10Mbps以下:やや不満(ネットサーフィンや中程度画質での動画鑑賞は可能)
- 4Mbps以下:不満が出始める。さらに遅くなって1Mbps以下だと使いものにならなくなる。
というのを参考にしてください。だいたい、10Mbps以上あれば不満なく使えます!
手元にあるモバイルWi-Fi3社の速度を比較しました!
【条件】
3回測定の最大値
佐賀県佐賀市富士町の中心街(山間部&田舎)・ギガゴリWiFi:14Mbps
・ネクストモバイル:12Mbps
・どんなときもWiFi:10Mbps(SB回線)大差ない結果ではありますが、どんファイは平均して若干遅めです。 pic.twitter.com/9r8ec8Nx15
— $すえぽん$ (@ysgenfu) March 16, 2020
朝も差が出た
どんなときもwifi→6.4Mbps
ギガゴリwifi→21Mbps(3回ずつ測定した最大値)
測定場所:佐賀県唐津市(イオン唐津店) pic.twitter.com/uN0BGn1WuY
— $すえぽん$ (@ysgenfu) March 16, 2020
時間帯によって、けっこう大きめの差が開いています。
ギガゴリWiFiは混雑時でも「10Mbps」以上は保てているので、今のところ、快適に使えるモバイルWi-Fiと考えても問題なさそうです!
安心サポートプランの解約方法
わたしはとくとくBB安心サポートは必要ないと判断したので、解約します。
まずはBBnaviにログインしましょう。ログインIDとパスワードはギガゴリWi-Fi契約完了後のメールに記載されています。(万が一、削除した場合はお問い合わせを……)
ログインすると、「ご利用中のサービス」の中に『ギガゴリWi-Fi』の欄がありました。そちらをクリックしましょう。
「安心サポート」と書かれた欄をクリックしましょう。こちらからプラン変更ができます。
プラン選択画面に切り替わるので、「加入しない」にチェックを入れ、画面をスクロールし「次へ進む」をクリック。
申込内容の確認画面に切り替わるので、変更後の枠が「加入無し」となっていることを再確認し、「次へ進む」をクリック。
これで契約変更完了です。当月末までは安心サポートの対象になるので、キャンペーンなどの割引期間を過ぎてからの申請の場合は、月額課金されます。ご注意ください。
端末が届いた月の翌月以降にしか解除できない
こちらから「安心サポート」を解約することができるようですが、契約月には上記画像のように「プラン変更はできません」と表示されます。
契約時に書いてあったように『端末が届いた月の翌月以降にしか解除できない』ようになっています。
翌月の1日にでも安心サポートプランを解除できるように、手帳やスマホのカレンダーアプリなどに「BBnaviを開いて解約」と入力しておきましょう!
どんなときもWiFiから乗り換えるきっかけになった事件↓