大分県豊後大野市にある滝の名所、「沈堕の滝」へ行ってきました。
豊後のナイアガラとも呼ばれる沈堕の滝は、横幅なんと97mにもなります。
近くで見るのはもちろん、遠目から見ても圧巻ですよ!!
近くに無料駐車場が整備されているので、車でのアクセスも便利です〇
「奥豊後」と呼ばれるこの地域に行ったら必見の観光地!ぜひ、足を運んでみてください!!
沈堕の滝までのアクセス・駐車場
沈堕の滝は周辺に無料駐車場が整備されているので、車で気軽にアクセスすることができます。
滝に一番近い駐車場はやや狭いので、県道26号線からすぐの場所にある駐車場が確実でオススメです。(写真はそちらです)こちらの駐車場から3分ほど歩くと、滝への道の入り口に到着します。
徒歩の場合は、「豊後清川駅」から3.5kmほど。46分くらいで到着する距離感です。国道502号線は歩道がないので注意してください。
近くに行くと、「沈堕の滝」と書かれた看板が数カ所に設置されているのでわかりやすいです。
トイレあり
滝の入り口にある広場に、男女別のトイレがあるのでご安心ください!
沈堕の滝へ行ってみた
沈堕の滝の入り口に到着しました。トイレはこちらの左奥にあります。
滝へは中央左側に見える、赤色の鳥居をくぐって近くまで行けますよ!
沈堕の滝についての説明看板が設置されていました。
十三条の流れを持つ名瀑。雄滝の横幅は97m、高さ17mという迫力満点のスケール!
ちなみに、日本で一番横幅の広い滝は、鹿児島県にある「曽木の滝」のようです。
周辺地図も確認しておきましょう。県道26号線側にもフォトスポットがあるようですね。
今回はこの地図を見て、「雌滝⇒雄滝⇒発電所跡」の順で巡ることにしました。
滝へ行く前に、杵神社を参拝しました。小さな音ですが、滝の音がここまで聞こえてきます。
雌滝
神社の裏側に雌滝がっ!
ただ、残念ながらこのアングルでしか見ることができないので、落差や滝の全貌を見ることはできません。
雄滝
雄滝へ向かうために遊歩道へ出ました。既に奥には滝が見えています!
この位置からでも水の音がよく聞こえます。
遊歩道は手すりがしっかりと取り付けられていおり、足場もしっかりしているので、小さなお子様連れでも安心です。実際、この日も子連れのご家族を3組くらい見かけました。
移動中も音がすごかった pic.twitter.com/IdQvIYrX9n
— すえぽん@さいきのドーナツ屋 (@ysgenfu) July 7, 2019
木々に覆われているので途中は滝が全く見えないのですが、音が徐々に大きくなっていきます。話声も聞こえにくい。
そんなかんなで3分もかかることなく「滝見台」へ到着!
ででん!こちらが幅97mを誇る雄滝!!
流れていく水を見ているだけ。でも、それが楽しくて、ただただ時間が過ぎていきます。
数えてみたら、本当に十三条ありました。奥の小さな滝も含みます。
思わずため息が出ます。それほど圧巻でした。
沈堕の滝に来たよ。迫力あるよ。 pic.twitter.com/RTJ8AFyyCG
— すえぽん🍩援農とドーナツ (@ysgenfu) July 7, 2019
少しでも臨場感が伝わるように、動画も撮ってみました(真ん中の再生ボタンを押すとスタートします)
絶えず水が流れ落ちている姿に、ついつい見とれてしまいます。
沈堕発電所跡地
雄滝を見終わったあと、雄滝と雌滝の間にある「沈堕発電所跡地」を散策してみました。
1909年にはこの雄滝を流れる水の力を使って発電していたんだとか。沈堕の滝に流れる水は、日本の近代化にも役立ったわけですね…!
現在では景観を守るために発電所は廃止され、その跡地が近文化遺産に登録されています。
階段を使って少しだけ下に降ります。蛇がいる可能性もあるので、注意しましょう。
外壁しか残っていないので、どこに何があったかはわかりません。思ったよりも小さい?
発電所から沈堕の滝を見てみると、ちょうど正面から見ることができました。
滝からそこそこ離れてはいますが、さすがの迫力ですね!
それにしても、建物のレトロ感がたまりません。ただただ、映えます。
こちらの大野川は、このまま40kmの旅を経て別府湾に注ぎ込んでいきます。
最初の広場から少し離れた場所に、水車発電機(水力発電)についての説明板と、実際に発電で利用されていた機械が展示されていました。
沈堕の滝の周辺情報
沈堕の滝の周辺情報をご紹介します。
住所 | 〒879-6423 大分県豊後大野市大野町沈堕 (地図はこちら) |
駐車場 | あり 無料 |
営業時間 | 24時間 |
所要時間 | ⌚30分 |
周辺情報 | 🗽大分県の観光情報はこちら
🏨周辺のホテル・宿はこちら 🚻広場にトイレあり 道の駅きよかわ(4.4km・車6分) |
▼車で約12kmの場所に、沈堕の滝よりも大きな滝幅120mを誇る「原尻の滝」があります。道の駅も隣接しているのでアクセス良好。あわせて行くのがオススメです〇