どうも、管理人の末次ゆう(@ysgenfu)です。
山口県の萩市と大阪・京都を結ぶ深夜バス「カルスト号」で移動してきました。(参考:『人と会う旅in大阪東京』出会った人・日記・総額まとめ)
人生初の深夜バス…。特にトイレが心配でしたが、車内は思ったよりも快適&トイレ付きで安心でした♪
目次(タップで移動)
萩バスセンター発

カルスト号は、萩市内の中心にある『萩バスセンター』から19:30に出発。毎日運行中です!
向かい側には、大手ショッピングセンター「サンリブ」があります。寝ていれば着くとはいえ、長旅になるため、ここで飲み物や軽食を用意しておくとよいでしょう。

待合室があり、早めに着いてしまっても問題なし。トイレもあるので安心ですね。さすがに19時近くになると、わたし以外、人の気配はありませんでしたが。

これから乗るカルスト号の広告が貼ってありました。
山口から、神戸・大阪・京都へ寝ている間に到着。値段も、新幹線や飛行機に比べて最安値。時間と体力があるかたにはオススメです!
ちなみに、「カルスト」とは、秋吉台の「カルスト地形」からきているようです。カルスト号からは見ることはできませんが、一度は見ておきたい絶景が広がっていますよ!

カルスト号設備紹介(コンセントなし)

出発時間10分前にバスが到着しました。大きく「カルスト号」とは書いてありません。電光掲示板の行先表示位置に書いてあります。時計を見ながら行動しましょう。
バス内から運転手の方が降りてきたら、事前に予約しておくと届くメールを見せます。席の振り分けはこの時にする仕組みのようです。
わたしは一番乗りだったため、一番奥の窓際に案内されました。隅っこが落ち着くのでありがたいですね!

座席は3列。この時は、35㍑ほどのザック(ヌプリパック 35)を背負っており、少し通りにくかったです。バスなので仕方ありませんが…。

座席には、使い捨てのスリッパとお手拭き・エチケット袋が用意されていました。お言葉に甘えて、靴は脱がさせていただきます(^o^)丿

簡易カーテンも全席に付いています。
寝顔を見られたくない方だけでなく、盗難防止にも有効ですね。ないとは思うけど、念のため。これはありがたい!

座ってマフラーとザックを置いてみました。やや狭い感じですが、座席はしっかりと倒せるので、寝る体制に入れます。
翌日に疲れを残したくないですもんね…。せっかくの楽しい旅なのに💦

足置きも使ってみました。この体制でパソコンを触るのがちょうどよかったです。後部座席なので酔いましたけど(笑)
あ、コンセントはありません!必要な方はご注意ください!
トイレ付き!
バス旅で一番気になるのが「トイレ」なんです。わたしと同じように、お腹が弱い人も多いのでは?

バスの進行方向右側にトイレがありました。
電車だとどこかの車両にトイレがあるので便利ですが、バスは基本ありませんもんね。
深夜バスは10数時間バスに乗ることになります。やや値が張っても「トイレ付」の車両を選ぶのが無難でしょう…!
広島のサービスエリアで途中休憩
萩を出発した後は、湯田温泉や防府など山口県内のバスセンターを通って関西方面へ向かいます。(詳細は後半に記載)
日付がかわる前に、一度サービスエリアで休憩タイムがありました。

広島県廿日市市の「宮島サービスエリア」で休憩。深夜ですが、自販機で飲み物を買えます。
この後、乗客の休憩タイムはありません。トイレと飲み物の購入はここで済ませておきましょう!
深夜バス、乗車前に用意しておきたいもの
深夜バスに乗る前に、購入しておきたいもの・人によっては欲しいものを並べておきます。一度お確かめください!
食べもの
事前に夕食を済ませていても、お腹がすくかもしれません。
途中で自由に降りることができないため、パンやおにぎりなど軽食の準備をおすすめします。
腹が減っては、バス内でゆっくり寝ることもできませんしね…!
飲みもの
飲みものも必須ですね。特に、バス内は空調が効いて乾燥していることが多いです。
喉が渇いても十分な睡眠を取れません。準備しておきましょう!
懐中電灯(アプリでもよい)
0時を超えると、バス内が真っ暗になります。
翌朝に降車する際も薄暗くなっているため、懐中電灯があると便利でした。
とはいっても、わざわざ購入する必要はなし!スマホアプリで十分です。
酔い止め(人による)
酔いやすい人は、バックに忍ばせておくといいでしょう。
特にバスは後部座席が酔いやすいといいます。どうしてもひどい方は、乗車前に係りの運転手さんに申し出ておくと、前方座席にしてくれると思います。
モバイルバッテリー(人による)
バス内の娯楽は限られてきます。
音楽を聴くにしても、ネットサーフィンをするにしても、現代人にスマートフォンは不可欠。
カルスト号にはコンセントがないため、充電を切らさないためにもモバイルバッテリーを準備してくといいですよ!
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「カルスト号」乗り場と運行時間
カルスト号は、兵庫・大阪・京都と萩を毎日運航しています。時刻表は以下の通り。
京都から萩行き
京都駅八条口
(20:55発)
東梅田(大阪駅前)
(21:50発)
なんばOCAT
(22:10発)
あべの橋
(22:30発)
三宮バスターミナル
(23:25発)
萩から京都行き
萩バスセンター
(19:30発)
大田中央
(20:05発)
山口湯田温泉
(20:35発)
山口米屋町
(20:41発)
防府駅前
(21:15発)
徳山駅前
(21:55発)
熊毛インター
(22:21発)
玖珂インター
(22:34発)
岩国駅前
(23:01発)
大竹インター
(23:15発)
※防長交通・防長観光バスページ参照
「カルスト号」運賃
運賃は以下の通り。(2018年3月2日現在)
大人
|
神戸 Kobe
|
大阪 Osaka
|
京都 Kyoto
|
|
萩
Hagi Buscenter
|
片道
|
9,400
|
9,800
|
10,200
|
往復
|
17,000
|
17,700
|
18,400
|
|
大田中央
Otachuou
|
片道
|
8,900
|
9,300
|
9,800
|
往復
|
16,100
|
16,800
|
17,700
|
|
山口・防府・徳山
Yamaguchi
Hofu・Tokuyama |
片道
|
7,200
|
8,000
|
8,500
|
往復
|
13,000
|
14,400
|
15,300
|
|
熊毛・玖珂
Kuga・Kumage
|
片道
|
7,000
|
7,500
|
8,000
|
往復
|
12,600
|
13,500
|
14,400
|
|
岩国
Iwakuni
|
片道
|
6,700
|
7,200
|
7,700
|
往復
|
12,100
|
13,000
|
13,900
|
|
大竹
Otake
|
片道
|
6,500
|
6,900
|
7,500
|
往復
|
11,700
|
12,500
|
13,500
|
※防長交通・防長観光バスページ参照。
運賃は変更になる場合もあるため、必ず予約サイトにてご確認ください!
萩って意外とアクセス良好
山陰って、日本でも有数のアクセス不良地帯なんですよね…。JRの本数は少ないし新幹線もない。車で行くにも山越えだし……。
しかし、こんな便利で安い深夜バスもあったんです。わたしも今回調べるまでは知りませんでしたけどね💦
少しハードかもしれませんが、大阪・京都にお住まいの方は、3連休あれば萩へ観光も可能になりますよ!