「Web表示速度が国内No.1」を謳っているConoHaWINGへサーバーを乗り換えました。
wpxレンタルサーバーを2年以上使っており、月額1,000円にしては速度も満足。しかし、契約更新時期になってConoHaWINGというサーバーを知り、公式サイトのこの図を見て乗り換えを決意。
国内レンタルサーバー速度を比較して、2位より約2倍も速いそうです。そこまで自信があるなら試すしかないじゃないですか?
おそらく、2位や3位はエックスサーバー・wpxサーバーが当てはまると思います。いずれにせよ、2倍差はかなり大きいです。
しかも、月額はスタンダートプランで1,200円。200円増しで2倍速くなる可能性があるのなら試すしかありません!
なお、最初に結論を言うと、ConoHaWINGは速かったです!
目次(タップで移動)
wpxとConoHaWINGの速度比較
グダグダとスペック等について語るよりも、さっそく速度比較結果をお見せします!
比較ツールは、『GTmetrix』と『Test My Site』の2つ。どちらもサイト速度測定にはオーソドックスなツールですね。
プラグインやテーマなど、サーバー以外の環境は一切変えていません。
wpxレンタルサーバー:独自キャッシュON
ConoHaWING(スタンダートプラン):独自キャッシュON・ブラウザキャッシュON
ただし、記事は更新し続けているので、トップ画面のアイキャッチは変わっています。大きな差にはならないでしょう。
GTmetrix
〇wpxサーバーの結果
スコアは「D・D」という結果に。wpxサーバーも普通にA・Aを出せるサーバーなので、これは当方のサイト環境がよろしくないこともあります。
〇ConoHaWINGサーバーの結果
スコアが「C・C」に改善されました!ただ単にサーバーを変えただけでこの結果!
wpxサーバーのPageSpeed Scoreが下がっている原因の一つとして、「サーバーキャッシュ」がFになっていたんですよね。
しかし、ConoHaWINGに移行すると、それも自動的に解決していました。これは高評価です。
Test My Site
〇wpxサーバーの結果
「2.5秒」という結果になりました。Google的にはこれでも「遅い」とのことです。残念。
使っているJINというテーマ自体がなかなか遅いので、ここはサーバー云々の問題ではないでしょうね。
〇ConoHaWINGサーバーの結果
サーバーを移行したら「2.4秒」という結果に。少しだけ速くなりましたね!
0.1秒の差ですが、「平均」という評価に変わりました。これは嬉しい。
サーバーの平均応答時間
さらにGoogleアナリティクスを確認すると、「サーバーの平均応答時間」がConoHaWINGに変えてから安定するようになりました。
サンプルとする記事がわずかなので断言はできませんが、明らかに速い水準を保っているのは明白です。
結論、ConoHaWINGは速かった
以上の結果から、データ的に見るとConoHaWINGサーバーは「速い」ということがわかりました。
実際、使ってみても体感速度が速くなっていることを感じています。本来、データよりも体感速度が大切ですからね。
wpxサーバーよりも月額は200円高くなってしまいますが、少しでもサイトを速くしたいのであれば乗り換えるのは吉でしょう。
ConoHaは初期費用ゼロ円ですし、1時間単位で使った分だけしか請求されないのもウリです。
とりあえず、ConoHaで1週間程度サイトを運営してみて、嫌になったら元に戻せばOK!損失も、サイト移行にかかった時間と336円(2円×24時間×7日)で済みます。
wpxは『WordPressかんたん移行』が使えなかった
ただし、ConoHaWINGのウリでもある『WordPressかんたん移行』機能が、wpxサーバーでは上手く使うことができませんでした。
有料プラグインを使ったり、委託サービスを利用する必要が出てきます。
実際の移行までの流れは〈wpxからConoHaWINGサーバー移行手順|かんたん移行が使えなかった!〉にまとめているのでご一読ください。