老害ってことば、あまり使いたくないけれど…。
「老害になる」というのは、ほんとうは「歳を取ると感覚がオッサンになる」ということではなくて、「どこかのタイミングから思考を停止し始めて、じぶんの価値観のアップデートをサボり続けたせいで、じぶんの感覚がその時代に合わなくなる」ことを言うんですよね。老害とは、変化をやめたひとを言う。
— プロ奢ラレヤー🍣 (@taichinakaj) 2018年8月18日
「老害」のひとたちが陥ってしまっている心理状況としては、「お前がいくら正しいそうなことを言っても、俺はこの考え方で●十年も問題なく生きてきたのだから、正しいのは俺で、間違っているのはお前だ」があるんだよね。歳をとるだけじふんの経験を過剰に信用してしまい、プライドが高くなっていく。
— プロ奢ラレヤー🍣 (@taichinakaj) 2018年8月19日
Twitter界隈で何かと噂のプロ奢ラレイヤー(@taichinakaj)さんのツイート。
なるほどな、と同意しました。
これに対する反応も以下の通り。
もう一人同じこと言ってる人いますねhttps://t.co/uy6hMeG0Np
— ブレンディ (@koukanndou) 2018年8月19日
同世代の友人とかの発言を「それ老害だぜ」と指摘すると「いやいや!俺は20年前からこういう考えだからw」と返されることがあるんだけど、老害っていうのは加齢とともに感覚がオッサン臭くなる事じゃなくて、20年間アップデートをサボったせいで感覚が時代に合わなくなっちゃった事を言うんだからね。
— 高田ゲンキ@『フリーランスで行こう!』発売中! (@Genki119) 2018年6月8日
働いてる人の比率が高齢者が多めのとある会社へ就活しに行ったときに、標語で「聞く耳持たずは既に老害」っていうのを見かけました。人の意見を聞かずに自分の意見を押し通そうとするのはどの世代でもダメだよという教えでしたね…。
— 白子組✱しらこ団長(ロボ子LOVE) (@Kokusin_neko) 2018年8月19日
本当によくわかります(-_-;)
職場の主任(50代)がまさに、おっしゃっている事そのままの「老害」です。
自分ルールを優先して、それに合わないと不機嫌に当たり散らし、間違いを指摘されると「俺の考えが間違っているって言いたいのか!?」と逆ギレ。
彼が原因で辞めた人間は数知れずです・・・。— うつらん (@Depression_Run) 2018年8月19日
また、「害」でなければOKという反応も。
価値観が古くてもそれを他人に押し付けない人は老害では無いと思います
押し付け、迷惑をかけるから老害なのであってその他はそっとしておけば良いんじゃないですかね— デミタス☕️ (@gomi_demitasse) 2018年8月19日
どうしても動物ですので、衝突は避けられないものだと思います。
こういった意見に対しても、批判賞賛の両方があるのは当然のこと。
ただ、やっぱり年寄り(年上)が若い人たちの障害になるのは違うんじゃないかな…?
温かく見守るだけでいい。
人間だって進化してここまで続いているんです。子供たち、年下の人たちの方が優秀なのでは?
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価値観の変動
あくまでわたしから見た一般論。わたしの周りにも同じような同級生がいます。
「普通高校に行って、大学を出て、公務員になって、結婚して、子供も大学まで行かせて、定年後に孫の面倒を見て…」
これが田舎の幸せな家庭の一例だと感じています。都会だとまた違う価値観もあるようですが、田舎の人たちは公務員をあこがれとしていることが多いです。
それはそれで全く問題のないことで、幸せなことに違いはありません。
でも、わたしはそういう生活にあこがれきれませんでした。
よく、「仕事が嫌で辞めたの?」と聞かれますが、まったくそんなことないです。給料も安定していたし、定年まで働けばそれなりの生活はできたでしょう。まだ、前職の上司からたまに連絡もいただけますし。
感覚的に、「なんか違うな~」と思ったので辞めただけです。
で、こういう話をいわゆる「老害」という人たちに話すと一方的に批判されます。別に彼らは批判したところで一銭のお金にも変わらないんですけどね。
じぶんを擁護したいわけではないですけど、今はわたしのようにふらふらして一種の「自分探し」をしている同年代にも多く出会います。
今から20年・30年前がどうだったのか知りませんが、一種の筋では「そういう時代になってるから増えてきている」という意見もあるらしいですね。
一例として、インターネットの普及が爆発的に進んだことで、「ユーチューバーやブロガーのような自宅でクリエイティブな生き方をできる選択肢が増えた」という感じ。
旅人界隈でも、大手メディア「株式会社TABIPPO」や個人ユーチューバー「うめののたび(日本を旅するうめの)」・元徒歩ダーの「フリーランス農家」といった感じで収益をあげている方もいます。
収益が上がるということは、需要があるということです。彼らはテレビCMと同じ広告業の一種なんですから。
価値観のアップデート
ただ、価値観が数十年前の感覚で止まっている方々に言わせてみれば、「全く労働しておらず、社会的に価値のない詐欺の一種だ」とまで言っちゃうんですよ…。
要は、「目に見える労働を行って、社会的に何らかの価値を提供して、ようやくお金を手に入れられる」ってお話でしょう。ほとんどのお仕事はこれですからね。
江戸時代に車があったら、「お前は馬にも乗れないヘタレだ」なんて言われるんでしょう(笑)
でも、人間は進化しているので常に便利なものを生み出します。
時代は常に変わるので、価値観も常にアップデートしていかなければ取り残されます。
「最近の若いもんは~」とか、「昔から~してた」とか、延々と自分語りをしたりとか…。
こういう言葉を言い出したら、自分も老害の一種になっちゃったってところですかね。
常に情報を得ながら価値観のアップデートをしていきたいものです。
そして、
「自分の思っていることがルール」だと思いこまないよう、柔軟に考えていきたいですね。
スマートフォン、パソコンをご覧ください。古いバージョンはアップデートしないと使えませんよね。
年齢が老いたから老害になるのではなく、OSが古いままだから老害になるのです。
わたしが思う「老害」
ここから先は閲覧注意です!イライラされる内容もあるかと。
・日本一周看板乞食おじさん全員
・若いころはこんな甘くなかったおじさん全員
・コンビニなどの店員にすぐ文句を言う奴
・温泉で「あ~」など一人で大きな声を出す奴
・イートインで飲酒禁止なのに平然を酒を飲んでいる奴
・道の駅のトイレを平然と汚す奴
・スーパーの氷をクーラーボックスに詰めて持っていく奴ら
・長々と匿名批判コメントを送ってくる人たち
まだ思い返せばたくさんあるんでしょうけど、イライラしてきたのでこの辺でおわります(笑)
説教も匿名でなければいいですよ、ほんと。匿名で何度もしてくる人たちは、ただの陰湿な嫌がらせですので。
‥わたしは会ったこともない他人の将来を気にしてあげるほど優しい人間ではないので、その気持ちがわからないんですけどね。
このような老害にならないよう、色んな人と会って、情報を仕入れて、自分で考えていきたいものです。