年末年始に実家へ帰省するときや、どこか遠くに旅行をする際、お得な「青春18きっぷ」での移動を考えている方も多いと思います。
わたしも今回、年末年始に全国各地を周りたくなったので青春18きっぷを購入して移動しました。
過去に何度も18きっぷ旅をしていますが、年末年始は帰省ラッシュという難関が……。ラッシュは新幹線だけだと思っていたら大間違いだったので詳細をレポートしておきます。
青春18きっぷって？という方へ。
「青春18きっぷ」は11850円で販売されており、5回・または5日間、日本国内全てのJRを乗り放題で利用することができるお得なきっぷです！
1回当たり2370円で乗り放題になるため、少し遠出したい時にもお得に移動することができます。
例えば、東京駅から長野駅まで在来線で移動すると、片道5080円。青春18きっぷを使えば実質2370円で乗り放題で行けるという感じ。
詳しくはこちらの記事もご覧ください👇
新幹線が停まる駅・乗り換え駅のトイレが大混雑
年末年始の帰省ラッシュは主に新幹線の利用客で込み合っています。少しでも運休や遅れがあると、新幹線が停まる主要駅のホームは大混雑……。
ただ人が多くて混雑するだけなら在来線に乗る我々18きっぱーは困りませんが、残念ながらトイレは込み合います。
在来線・改札の外・駅周辺の全てのトイレに並んでいることも……。
また、新幹線が停まらなくとも、乗り換えが盛んな駅のトイレも込み合います。こちらは主に18きっぱー同士ですね。
後述する、「○○ダッシュ」と呼ばれる乗り換え・連絡が盛んな駅は、意外に小さな駅もありトイレも大便器1つ・小便器1つしかないというパターンも。（男性用の例）
普段は利用者が少ない駅ほど、青春18きっぷの期間中は長距離移動の18きっぱーが利用するのでキャパオーバーしてしまいます。
〇〇ダッシュで乗り換えできないことも
「米原ダッシュ」とか「相生ダッシュ」とか聞いたことありますか？
青春18きっぷで長距離移動するときに、都会から田舎の区間へ乗り継ぐことがあります。
都会を走る電車は10両編成くらいが普通なのですが、田舎・地方の区間になると4両編成くらいになってしまいます。
10両編成だったらみんな座れていても、4両編成になったら乗り換える人が多いと座れない人が出ることは明白。
しかも長距離移動となると、始発から終点まで3時間くらいかかることもあります。最悪、その間ずっと立ちっぱなしになることも。（筆者は岡山から下関まで4時間以上の経験あり）
だから、みんなダッシュして必死に座席を確保しようとするんです。
特に年末は青春18きっぷを使って帰省する人もいるので、他の期間よりも乗客が多いので要注意です！！
姫路→播州赤穂の乗り換え満席により失敗。姫路ダッシュなのね……。
今日は時間に余裕あったから良かったけど、ギリギリ攻めてたら泣くところだった（笑）#青春18きっぷ— すえぽん🍃年末年始電車たび (@ysgenfu) 2019年1月2日
わたしも、姫路駅での乗り換えに失敗しました。大混雑で駅員さんが止める場面も……。
1本遅らせれば座れることがほとんどなので、柔軟に対応を！
人気の神社近くの路線はものすごく込み合う
これは年末年始特有です。
特に年始は初詣に電車で行く人でいっぱいになります。
その区間を通り過ぎれば、がら空きになることが多いですが、人気な神社付近の路線はできるだけ回避した方が良いでしょう。
JR側も臨時列車を運行してラッシュ回避を試みていますが、やはり込み合います。
荷物が多い18きっぱーは邪魔になることもあるので、お互いのためにも回避したほうが無難かと……。
「鳥取→出雲市（出雲大社）」「広島→宮島口（厳島神社）」という感じでした。
とにかくいつも以上に余裕を！
青春18きっぷを使うと、「できるだけ遠くに行きたい！」と思ってしまうのが人間の性。わたしも青森駅から福岡市内まで丸2日かけて縦断するという無謀な挑戦をしたものです（笑）
ただ、年末年始はとにかく人が多く、物理的に電車に乗れないということも起こることを実感しました。
予定を立てる段階で、最低でも電車2本分。時間にして1時間～2時間以上は余裕を持っておくことを強く勧めます！
ぜひ、余裕を持って楽しい思い出の残る電車旅にしてくださいね！
