今回は、野宿旅・キャンプ旅に興味がある方へ向け、必要な装備品と積載例をご紹介します!
目次(タップで移動)
野宿・テント旅に使う自転車
旅に使う自転車はぶっちゃけ「好きな自転車」を使ったらいいと思います。特に「これじゃないとダメ」というものはありません。
わたしは長期間の野宿旅に最適な「ランドナ―(ミヤタアイガー)」と言われる自転車を使っています。
フレームが全て「クロモリ」いう鉄で出来ているため、カーボンよりも耐久性がありますし、鉄なので万が一フレームが壊れた時も町の溶接工場で溶接して直せるというメリットがあるんです!
日本一周・縦断など長期間の旅をする方のほとんどが「ランドナ―」を使用しています。特に自転車に対するこだわりがなく、なるべく旅しやすい車種をお探しなら、ランドナ―一択で探してみて良いでしょう!
ランドナ―なら荷物を載せるために必須な「キャリア(前後の黒い台のようなもの)」も基本的に付けられます。
逆に、ランドナ―以外の自転車で旅を考えている場合は、キャリアを付けられるかどうかしっかり調べておいてくださいね!
わたしが使っているキャリアはこちら👇
更に、スポーツ車だとスタンドが付いていない場合が多いです。スタンドはあった方が絶対良いですよ!
わたしは自転車の真ん中に付けるセンタースタンドを使っています。大量の荷物を載せていても立たせることができるので便利です!!
キャンプ旅の装備一覧!
それでは、自転車で野宿・キャンプ旅をする際の荷物装備を紹介します。
…こうやって並べるとめっちゃ多いですね。だいたい、20kgくらいあります。重い(笑)
これを4つのサイドバックとスタッフバックに入れて自転車に積載してきますよ~!
あ、サイドバックはモンベルの『ドライサイドバック』を使っています。リアは40L・フロント20Lです。
テント類のおすすめ積載!
- テント一式(写真はムーンライトテント1型)
- 寝袋
- 自転車カバー
- 折り畳みマット
テントや寝袋などは大きめのスタッフバック(70L)に入れ、ロープで後ろに固定します。(記事後半に積載例があります!)
スタッフバックに入れておくと、雨の日の走行でも濡れることはありませんでした。大雨の日には走っていないので、自信を持っては言えません。雨の日にはもう1枚大き目のビニールに入れておくと良いでしょう。
特に、寝袋を濡らすと低体温症などに陥る可能性もあります。寝袋だけでも濡らさないように工夫しましょう。
リアバック(右)
- 衣服
- 靴下
- 長袖上着
- ダウンジャケット
- タオル(温泉用に2枚以上)
リア(後ろ)のサイドバックには『衣類』を入れていきます。重いものは後ろに載せるのが自転車積載の基本です。
野宿旅の場合、毎日洗濯はまずできません。下着と靴下は多めに5日分、上着は4日分、ズボンは3枚持っていくことにしています。
どの季節に旅をするかでも変わってきますが、真夏の旅だとしても長袖の上着は必ず持ち歩きましょう。夜は思ったよりも冷え込んで体調を崩す可能性があるので。
また、北海道へ行こうと思っている方は、小さくたためるダウンジャケットを入れておくと良いです。9月になるとものすごく寒くなります。(-2℃くらいに…)
リアバック(左)
- クッカー2組
- バーナー
- 対応カセットガス
- コップ
- 食料(インスタント麺・カロリーメイトなどの非常食も)
- モバイルバッテリー
リアバックの左側にはクッカーやバーナー、食料・モバイルバッテリーを入れていきます。写真にはありませんが、+食料が入るので左側が重くなるかと思われます。
ここがまた重要で、万が一倒れそうになっても左側に倒れるように対策をしておきましょう。
自転車は車と同じ左側通行なので、もし車道で右側に倒れてしまうと車に敷かれてしまいます。必ず、左が重くなるように調整しておいてください!!
※かといって、極端はダメですよ。
▼使用しているバーナー▼
最悪100均のガスも使えるので、このタイプのバーナーが使いやすいです。185日間使いましたが、十分料理することができます!
また、スマートフォンを充電するモバイルバッテリーもあった方が良いです。3000円台で買えるものがほとんどなので、以下の記事を参考にしてみてください。
フロントバック(右)
- タイヤチューブ2本(自転車対応サイズ確認!)
- 自転車メンテナンス工具(チェーンオイルや六角棒)
- パンク修理キット
- (サイドバックレインカバー)
- 結束バンド(あると便利)
フロントバックの右側には、工具類やサイドバック用のレインカバー・予備チューブを入れておきます。
タイヤチューブは2本持っておきましょう。針などがタイヤに刺さってパンクした場合、再発する可能性が高くなります。自転車が動かないと大変なことになりますからね……。
結束バンドは持っておくと色々な使い方ができるので、ぜひ準備しておきましょう。高くても300円程度で購入できます。
また、六角レンチは自転車の部品全てに対応できることを確認しておくこと。以下のようなセットのものを持っておくと便利です!
フロントバック(左)
- カメラバック(小さい場合)
- 電池などの軽量な消耗品
- 地図
- 道具の一時保存
フロントの左側は自転車に乗ったままでも気軽に開けることができます。
そのため、カメラや走りながら食べる食料などを入れておくことが多いです。
※わたしはα7Ⅱというミラーレス一眼を使っており、ここに入れると振動で壊れたらいけないのでザックに吊り下げるアクセサリーを使っていました。
サドルバック
工具一式(重いものを重点的に)
自転車のサドルにも工具を一式積んでおきます。フロントバックが重くなりすぎると運転に支障がでるので、分散しておくことをオススメします。
サイドバックがないときには、ここにチューブなどを入れておけるので、サドルバックもあると便利ですよ!
自転車本体
- ライト
- 空気入れ
- サイクルコンピューター
上記のうち「ライト」と「空気入れ」は必須です。無いと大変なことになります。
ライトもなるべく明るめのものを選びましょう。わたしは400ルーメンのものを使っています。よほど真っ暗な場所を連続して走らない限り大丈夫です。
空気入れはパナレーサーのミニフロアポンプが高コスパ!問題なく使えますよ!!
野宿装備積載例
今まで紹介してきた道具をまとめて積んでいくと、こんな感じになります。
👇👇
ソーラーパネルは紹介していませんでしたね。ザ・旅人感がでて良い感じですよ(笑)
また、わたしはブログを書きながらの旅になるため、35Lのザックにパソコンを背負って漕いでいます。
ここまで大きなザックを背負っていると本当にきついので、みなさんにはオススメしません……。ただ、盗難が怖いので大切なものは全て背負うようにしているんです。
後ろの荷物はダイソーで買ったロープを3本使って固定しています。185日間の旅では、一度も走行中に崩れたことはありません。
荷物が崩れると大変危険ですし、周りにも迷惑をかける可能性があります。崩れないか十分にテストしておいてくださいね!
あると便利なモノ
上記の装備品でも旅することができるのですが、最後にわたしが使ってる便利なモノを紹介していきます!
旅中は電源の確保が非常に難しくなります。今はスマートフォンだけでなく、自転車のライトもUSBで充電するものがほとんどですよね。
また、万が一の災害時に役に立ちます。……実際に2018年の北海道地震に遭った際に「持っていてよかった」と思わされました。
飲み物をいちいち取り出すのは大変なので、ボトルゲージは付けておくと良いですね!
こちらはごめんなさい、装備品ではないです。ただ、本当にお得な雑誌!
毎月発行されており、その月使える無料クーポンが付いていて対象の温泉に無料で入ることができます。
雑誌は620円なので、上の写真のように800円の温泉なら1回入るだけで元を取ってしまいます。
長旅なら対象の温泉に行くことができると思うので、事前に温泉博士公式サイトでクーポンの場所を確認して元を取れそうであればご購入ください!!
毎月発表されています⇒月刊温泉博士ブログ
野宿旅・キャンプ旅準備品まとめ
以上、自転車で野宿旅・テントを積んでキャンプ旅をする際の道具をまとめてみました。
道具に対して質問があれば、『お問い合わせ欄』から質問を受け付けています。お気軽に!