ソニーの大人気ズームレンズ『SEL24105G(FE 24-105mm F4 G OSS)』(Eマウント)をAPS-C機のα6000にて使用してみました。
SEL24105Gはフルサイズ用レンズのため、APS-C機で使用すると画角が約1.5倍になるという特徴があります。
そのため、画角は35㎜換算で「36㎜~157.5㎜」となります。F値は4の通し。
圧縮効果によって背景をぼかした写真も撮りやすくなるので、フルサイズ機で使用するよりも撮影の幅が広がります!
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α6000にSEL24105Gを装着
早速、α6000にレンズを装着してみました!
う~む、レンズが大きいですね。
ミラーレス一眼は「軽くて小さい」のが利点の一つですが、完全に消えました(笑)
レンズの重量は662gとなっています。α6000の重量がバッテリー込みで344gなので、ちょうど合わせて1kg程度です。
これほど重いレンズを持ったことがなかったので最初は違和感がありました。しかし、数枚撮るといつもどおり撮影に集中できます。
α6000のグリップがしっかり活かされており、この重量のレンズでも特に問題はありません。
敢えて言えば、首から下げると重さの違いを感じますね…。
とはいっても、ニコンやキヤノンの一眼レフは本体だけで1kg近くあるので、今までが軽すぎただけでしょうけど。
SEL24105Gのα6000(APS-C機)撮影例
それでは、FE 24-105mm F4 G OSSを付けたα6000で撮った写真を数枚載せます。
※()内は35㎜換算値です。α6000はAPS-C機、SEL24105Gはフルサイズ用レンズなので画角がレンズ値の1.5倍になります。
田舎の道路
枯れかけのアジサイ
どこにでもある柱上変圧器
夏の風物詩、すいか
木々
ハリーホーク
焦点距離別で比較
焦点距離別に同じ場所から撮っていきました。
おおよその目安になるかと思います。
α6000はAPS-C機なので、フルサイズ換算すると1.5倍の焦点距離となります。
24㎜(フルサイズ換算36㎜)
50㎜(フルサイズ換算75㎜)
70㎜(フルサイズ換算105㎜)
105㎜(フルサイズ換算157.5㎜)
通常のズームレンズだと、良くて望遠側が70㎜程度までのものが多いです。あと一歩寄りたい時に寄れない。
数字としてみれば35㎜の違いですが、標準レンズとして使うときには特に重宝する画角だと感じました。
レンズ資産としても有能
今回はフルサイズ用のレンズをAPS-C機のα6000に装着してみました。
重さと大きささえ気にならないのであれば、標準レンズとしても有能です!
ただし、金額は15万円程度とそこそこいいお値段…。「これから写真を始める!」という方には敷居が高いです💦
しかし、これから写真についてじっくり勉強したい方や、ゆくゆくはフルサイズ機を考えている方には、ぜひ、この『SEL24105G』の購入を検討して欲しい!
それほどのレンズでした。
元々がフルサイズ用レンズなので、もちろんフルサイズ機に装着することで本領発揮されます。
APS-C用レンズは、いくらそろえてもフルサイズ機に乗り換えると手放さなければなりません。(フルサイズ機で使えないこともありませんが、画素数が大幅に下がります)
もちろん、「何を撮りたいのか?」でおすすめされるレンズは変わってきます。ただ、特にテーマはないけど撮りたいって方も多いはず。
SEL24105Gはそんな方にこそ、おすすめの最強ズームレンズ!
風景写真からポートレート、カフェなどでの料理撮影などなど、様々な用途で幅広く使うことができますよ!
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