コラム

”自動車”日本一周の苦悩と魅力を説いてみる

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この記事は寄稿記事です。≪寄稿者:佐瀬和宏(いやみブログ)≫

お初にお目にかかります!

フリードスパイク(車)で日本一周中の佐瀬和宏(@hitori_Traveler)と申します。

今回は厳風~Genfu~にお邪魔させて頂いて、自動車で旅する者として感じた苦難と魅力について語らせて頂こうかなと思います。

最初の記事から苦難について語るという闇の深さが気になりますが、人間誰しも苦悩とか・苦しみってワード好きでしょ?

他人の不幸をおかずにして白いご飯とか食べたくなるでしょ?

・・

・・・

まあ、最初のくだり一つとっても『なんだこいつ?』となるのは当たり前ですが、ひとつ生温かい目で見て頂ければ幸いです。

自動車旅の苦悩

まずは、自動車旅の苦しみから…

他人の不幸は蜜の味ってことで、良いおかずにしてやってくださいな(笑)

あらゆる面で楽そうに見えてしまう

これはもう、しょうがない。

自転車・バイク・徒歩あらゆる日本一周の手段と比べて、どう考えても楽ですもの…

と言うより、どちらかと言えば道楽に近い成分が強すぎるんですよね。

アクセル踏めば勝手に走っちゃうので移動の苦労はまずないし、寝床はちゃんとあるし、電源はとれるからタケルくんみたいなアイテム使えるし…

そりゃこれだけ見れば楽ちんに見えますよね!

そして、日本一周の様子もほぼ観光と来たもんですから…もう、見たところ苦悩の影すら見当たらない(笑)

そんな訳で、偶発的に出会った人からも「いい身分だねぇ」「お金あるねぇ」と言われることがまあ多いです。

金なんてねえよ・・・ばかやろう(涙)

まあ、そう見えるのは理解できるし、同情してほしいわけではないんですが、結構苦労してたりもするんですよ…

これでもね(笑)

若い世代ほぼ皆無説

車で日本一周している人で若い世代はほぼ皆無です。

若い世代の割合で言うと、歩いて日本一周している人と同じくらい、もしくはそれより少ないかも知れません。

実際、道の駅等で車中泊している人のほとんどが、現役を退いた方ばかりです。

親くらいの年齢・もしくはそれ以上の方と話すことは少なからずあっても、同年代との絡みってまずないんですよね…

年配の方と話すことが嫌いなわけじゃないんですけど、同世代で同じようなことをしている人と語らってみたいって言う気持ちはある!

まれに、自転車日本一周の方と会うことはあれど、違う乗り物でやっている以上車ならではの共通の話題や悩みで盛り上がれるのはまずないですしね…

知らないだけで、車でやっている若い人もいっぱいいたりすんのかなぁ?

出会いはない

ある意味悠くんとの出会いは奇跡に近いかも

さっきの話題と関連してしまいますが、旅の醍醐味は人との出会いと言い方もいます。

確かに、ある日突然出会った人から、多大な影響を受けたり・与えたりすることができればとっても魅力的ですよね。

ただし、「旅に出たら勝手に人と会える」「色んな人と出会ってみたい」と思っている方がいたら、車を手段にするのは絶対にやめておけと伝えておきます。

だって、あえないよ。

車は急に止まれないので、走っている最中に呼び停めることだってできない。

自分から話しかけるスキルがある方なら良いかも知れませんが、自転車などと異なり、相手から話しかけられるということはまずないので出会いの確率は圧倒的に低いです。

どうしても、人と会う回数を増やしたいのであれば、Youtubeやブログなどのメディアを使って人の目に触れる機会を増やして間接的に興味を持ってもらうなどの工夫は必須です。

まあ、圧倒的に自分に話しかけられるだけの魅力がない説もあるんですけどね(笑)

節約のしようがない

旅をする前の初期投資もそれなりにかかりますが、車旅で圧倒的につらいところは日々の節約のしようがないところです。

実際に旅してみて分かったのですが、削れるものが食費・雑費くらいしかありません。

数ある支出項目でも特にきついのが”ガソリン代”

どんなに安く抑えようとしても、ガソリン代が根こそぎ資金を奪っていく。

『車中泊できるから宿代かからなくていいじゃん』となるかも知れませんが、平均すると毎日安いゲストハウスや漫画喫茶に泊まれるくらいにはガソリン代がかかっています。

ガソリン代が値上がりするたびに、胸が締め付けられるほどつらくなるんですよね(涙)

中東諸国のお偉いさん!お願いだから原油の輸出量をあげてくれ(懇願)

旅っぽさが薄い

旅と聞いた時に、どこか遠くへ行くような何とも言えない放浪感を思い浮かべる人は少なくないと思いますが、車に関して言えば放浪感は少ないです。

移動の苦しみも右足一つで解決してくれますし、ふと綺麗な景色を見つけてもすぐに停まることができないので、急にやってくる「ああ、旅してんなぁ」という感覚に陥ることがほとんどないのです。

自転車などは、峠から見る景色一つとってみても、自分で登ってきたという達成感があるので景色もよりきれいに見えるのでしょうが、車は過程がないので同じ景色でも中身の濃さが全然違うのは間違いありません。

行き先も計画で決まっているので、偶然が生んだなにかに出会うチャンスもまた少ない。

どうにかして旅っぽさを感じるために、山の上に登ってみたり、最果てとつくような場所に行ってみたり、自分なりの工夫をして楽しんでいますが、高揚感が生まれるようなことを自分からやっていかないと、車旅は安定感しかない淡々としたものになってしまいます。

飽きっぽい人だと車旅を長期でやるのは、よりつらい手段かもしれませんね。

自動車旅の魅力

お次は、魅了的な部分を語ってみようと思うのですが、先に苦悩を書いていたらどうでもよくなってきちゃったな…

果たして魅力はあるのだろうか…

といいつつもやっぱり楽

苦悩と魅力は表裏一体・・・

なんだかんだ言いつつも、やっぱり車旅は楽です(笑)

寝床があって、移動も楽で、安全面もほかの手段と比べれば圧倒的に高い。

もう、これだけで十分すぎるほど魅力的なんですよね♪

圧倒的に観光できる

車だとそれはもう圧倒的に観光できます。

ぼくのブログを見て頂けると分かると思いますが、日本一周で他の手段を採っている方と比べて圧倒的に観光しているはずです。

と言うより観光しかしていない(笑)

車なので『30キロ離れているから、ここは観光止めようかな』ということがないです。

自転車・歩き等ならめんどくさくて諦めたくなる距離でも、車ならスイスイ♪

日本の名所をたくさん周りたい・綺麗な景色を手っ取り早く見たいという方は車オススメです!

一人の時間を楽しめる

僕は一人が好きなんです。

そういうと誤解されてしまいそうですが、話すときは普通に話します。

と言うよりむしろおしゃべりな部類です。

ただ、それよりも個人の時間がものすごく好きなんです。

車のいいところは、プライベートが確保されまくっているところ。

一人の時間が長いからこそ、自分に100%の力を注げますし、人目を気にする必要がありません。

他の手段ではこうはいきませんよね!

まとめ

いかがだったでしょうか。

あくまで個人的な意見ではありますが、こう見ると車の旅が一概に良いとも悪いとも言えませんよね。

実際に車旅をしている自分でも、他の手段が羨ましく感じてしまうことは多々あります。

ただ、それと同時に車の良さを最大限に生かそうと思って旅をしているのもまた事実。

一言だけ間違いなく言えるのは、”旅なんだし好きなものに乗って、好きにやれ”ってことですかね!

好きを突き通すくらいのわがままがあれば、多少の苦悩なんて気にならないもんです!

参考になるかは分かりませんが、一つの目安にして頂ければ幸いです。

この記事を書いた人

名前:佐瀬和宏

千葉県出身の25歳。
とにかくいろんなものを見て、楽しめたらいいなと考えている毎日です。 2017年現在は車中泊で日本一周中のさまよえる旅人です。

性格:冷静沈着なふりしてる自由人
好き:城・自然・猫・面白いこと
苦手:蜘蛛・キウイフルーツ

ブログ:いやみブログ

Twitter:@hitori_Traveler

Facebook:@kazuhuiro.travel

管理人:末次のヒトコト

末次ゆう
末次ゆう
ガソリン代…。本当にきついだろうなと思います。保険などもありますし。

車は車。自転車は自転車。それぞれの苦悩があるんですね…!

お互い、無事にゴールするまで頑張りましょう(^o^)丿

【相互寄稿記事↓】

ABOUT ME
佐瀬 和宏
2017年6月13日から、愛車のフリードスパイクで日本一周してます!寝床はいつも車の中=車中泊ライフを満喫してます!個人のブログ『いやみブログ』にてより詳しい日本一周の様子も更新してますのでぜひ覗いてみてください!ロッテ/カープ/釣り/アウトドア/カメラ/城/寺社仏閣好きです!
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