中部地方

トンネルの途中に駅ホームがある「筒石駅」入場料140円で楽しめます!

ページ内に広告を含む場合があります

新潟県糸魚川市にある『筒石駅』をご存知でしょうか?

駅のホームがトンネルの途中にあるため、駅舎から階段で280歩ほど降りなければならない日本国内では珍しい駅です。

筒石駅ホーム地下トンネル内に駅のホームがある

地下にある駅のホーム以外は特に何かがあるわけではありません。ただの洞窟探検と言えばそこまでですが、独特な雰囲気は普通の駅とは異なります。

洞窟特有の何とも言えない臭い、外気に影響されにくい気温、昭和の雰囲気漂う駅舎。全てが新鮮で面白いなと感じました!

取材時点(2019年10月1日)での情報ですので、あらかじめご了承ください。特に入場料は変動がある場合がございます。
筒石駅の案内板筒石駅の案内板

筒石駅までのアクセスと駐車場情報

車(高速道路):北陸自動車道「能生IC」より約11分(8.2km)

列車:日本海ひすいラインの列車に乗車・えちごトキめき鉄道「直江津駅」より約41分

筒石駅看板

筒石駅は無料駐車場があるので車で向かうことができます。ただし、道がやや狭いので注意して走行してください。

Googleマップ通りに進むと最後まで案内してくれるので、道に迷うことはありません!

住所:新潟県糸魚川市大字仙納字大谷928
Googleマップリンクはこちら

駐車場は駅の前に数台分

駐車場

駐車場は筒石駅前に8台分ほどスペースがあります。あまり利用客の多い駅ではないので、駐車スペースがないということはないでしょう。

トイレもあります(紙はなし)

筒石駅トイレ

男女別のトイレもあったので、万が一のときは安心ですね。ただし、トイレットペーパーはないのでご注意ください。

この先、駅のホームに降りていってもトイレはありません。忘れず事前に済ませておきましょう。

ちなみに、筒石駅から1.5km(車で4分ほど)の場所にも公衆トイレがあります。トイレットペーパーを持参していなかったときはこちらをお使いください。

筒石駅の入場料は140円!

筒石駅駅舎

さっそく、駅舎へ入ってみましょう。

元々はJRの路線でしたが、2015年3月14日付けで「えちごトキめき鉄道(ETR)」に移管され、現在まで至っています。

 

筒石駅駅舎

駅舎の中は小さめの待合室になっていました。

時刻表はもちろん、地元民・観光客向けのポスターがところ狭しと掲示されています。

 

入場料

ホーム側の扉に観光客向けに張り紙がありました。他のサイトで「乗客よりも観光客の方が多い」という記事を見たことがありますが、この様子だと頷けますね。

筒石駅入場料(運賃ではありません)

大人:140円

子ども:70円

運賃はこちら

現在は無人駅になっているので、入場料は扉向かって左手にある『運賃箱』に入れてください。

両替機や自動販売機などはないので、あらかじめ準備しておくとよさそうです。(わたしは150円入れました)

 

地下の筒石駅ホームへ向かいます!

駅のホームへ!

ここから先、エスカレーターやエレベーターは設置されておらず、駅の各ホームまで全て往復すると1,000段以上の階段を上り下りする必要があるのでご注意ください。

 

階段を下る

長い階段を降りていきます。降りていくにしたがって、自分の足音がこだまするので結構不気味です💦

 

乗り場案内

一つ目の長い階段を降りると、のりばまでの案内板がありました。

「富山金沢(糸魚川)方面」と「直江津方面」の2ホームがあるのでどちらも行ってみましょう!

 

直江津方面

まずは手前の直江津方面から。また階段を降りていきます。ちょうど列車が来ていて、かなり大きな音が響いていました。

 

待合室

直江津方面の待合室に到着しました。シルバーの扉がロボット漫画にでも出てきそうな雰囲気ですね!笑

 

駅のホーム

駅のホームに出てみます。薄暗くて気味悪いなというのが第一印象でした。なぜか水の流れる音も聞こえてきます。

なお、列車が通る際は立ち入り禁止なのでご注意ください。以前までは危険防止のために駅員さんがいらっしゃったようですが、現在は監視カメラによって管理されています。

 

筒石駅 反対側のホーム

端っこまで歩くと反対側のホーム(富山方面)が見えました。向かい側ではなく、互い違いにホームが存在しています。

 

携帯は圏外

携帯電話は圏外

スマートフォンを見てみると、想像通り「圏外」になっていました。地上から40mも潜っているので仕方ありませんね。

緊急時は待合室内に非常ボタンが設置してあります。焦らず対処しましょう。

 

気温

この日の外気温は27℃ほどでしたが、トンネルを降りていくほどに涼しくなっていき、待合室内は19℃ほどになっていました。

その分、湿度が80%以上と高く、ジメジメした感覚が肌で感じ取られます。

 

富山方面

再び分岐点へ戻って、糸魚川・富山(金沢)方面のホームへ行ってみることに。

 

待合室

こちらも同じような待合室になっていました。特に変わったところはありません。

 

駅のホーム 筒石駅ホーム

奥には先ほどまでいた「直江津方面」のホームが見えます。今回は誰もいませんでしたが、向かい側に誰かいたら不気味かも……💦

現在も1日に20人弱の人が利用している駅のようで、ちょうどこの日も2人の高校生とすれ違いました。

帰り際、自分の足音が響き渡り、誰か後ろにいるのかなと3回も振り返ってしまいました。正直、昼間ならまだしも、夜は本当に怖いよなぁと。

動画も投稿しています!

スマートフォンで撮った動画ですが、Twitter上に載せているので埋め込んでおきます。ご覧ください!

(真ん中の青い再生ボタンを押すと再生します。音量注意です)

 

【筒石駅】詳細情報

筒石駅の情報をまとめます。

筒石駅へ行く前の注意事項
  1. トイレを済ませておく
  2. 道が狭いので車幅を考慮
  3. 入場料1人140円を準備しておく
  4. エスカレーターやエレベーターはありません
  5. 地下ホームは携帯圏外
住所 〒949-1302 新潟県糸魚川市大字仙納 字 大谷 928 (地図はこちら
駐車場 あり 無料 (8台ほど)
営業時間 始発から終電まで
入場料 💰大人140円 子供70円
周辺情報 🗽中部地方の観光情報はこちら

🚙レンタカーのご予約はこちら🚻駅舎にトイレあり(トイレットペーパーなし)

📷#筒石駅

その他、日本各地の観光情報も徐々に増えています!ご覧いただけると嬉しいです(^^)

 

ABOUT ME
すえぽん
会社員を辞めて自転車で旅に出たのち、ブロガーや農業バイト・ライター生活して早7年。大分県佐伯市ではドーナツ屋を開業していました。趣味は写真撮影・文章を書くこと・長距離ドライブ