こんにちは、放浪癖のある末次(@ysgenfu)です。
今回は、みかんの住み込みバイトでお世話になった『和歌山県有田市』を歩いて散策してみました。メインは「須佐神社」と「みかん街道」。
そして、見渡す限りの日本一有田みかん!収穫のシーズンも過ぎていますが、みかんの聖地ならではの景色を楽んで行きましょう(0゜・∀・)
最寄り駅「箕島駅」
和歌山県の中部、和歌山市より南部にある有田市。人口は2015年のデータで28000人となっています。
市街地に一番近い駅は、有田駅ではなく「箕島駅」なんですね……。有田駅と検索すると、佐賀県の駅が表示されました。
見た目は小さな駅ですが、大阪(天王寺)行きの特急も停まり便利な駅です!!
近隣には、若者向けのお洒落なカフェや、新しい家も多い印象を持ちました。和歌山市内や大阪へ通勤される方も、ここなら住みやすそうですね!
箕島駅周辺のみかん畑
有田市は、みかん以外に『かとり線香』の発祥の地としても有名なようです。こちらで1890年に世界初の棒状蚊取り線香が発明されたんだとか。
他にも、家庭に一本欠かせない「キンチョール」の製造工場もあります。
いやー、普段よく使っている商品がまさか有田市創業だったとは…!驚きですね!!
そして、山を見てみると・・・
見渡す限りのみかん畑!写真はほんの一部ですが、山という山にみかんの木が植えられている様子がわかります!
みかん収穫期前は、遠くからでもオレンジ色の実がなっている様子が伺えました。収穫が進むとともに、少しずつ実が減っていく様子が面白かったです!!
「日本一有田みかん」の絵が、岩に大きく書かれています!さすがはみかんの聖地ですね( °̀ロ°́)ง
須佐神社
実はバイト中、道に迷いました(笑)
しかし、怪我の功名とはコレのこと。道路上に出雲大社を彷彿させる鳥居を見つけました。気になったので行ってみることに!
少し進むと「須佐神社」の看板がありました。「災難除」のご利益があるそうです。社名の「すさ」とは、日本神話の神様『スサノオ』を祀っているという意味らしい。(参考→Wikipedia(須佐神社有田市))
鳥居の雰囲気から期待していましたけど、しっかりとした駐車場がある立派な神社でワクワクしてきますね!
これまた立派な鳥居をくぐり、階段を上ります。そう言えば、神社に行くこと自体久々だったことを思い出しました…!
真っ直ぐ進むと白い馬が。汚れがなく大事にされている様子がうかがえます!
本堂近くにも白い馬がいました。「神馬」と言って神様が乗るための馬のようです。触ったらバチあたりですね💦
大きな縄が2つ並んでいます。てか、これは大きすぎて両手で抱き着かないと鈴が鳴りません(笑)
奥からはお坊さんの声が聞こえてきました。わたし以外に人がおらず、お経だけ聞こえてくると少し不気味な感じもしますね…。
夫婦の白い鹿さんも見守ってくれています!賽銭箱も置いてあり、「夫婦円満」のご利益がありそうですね!!目がかわいい(`・ω・´)
みかん街道と夕日
JAの選果場に、みかんを大量に乗せた軽トラが入っていきます。4.5台の列が出来るほど大人気?で、さすがはみかんの聖地だなと再実感!
そして、「有田みかん海道」へ!
5月にはみかんの花が盛大に咲き誇り、全国から写真を撮りに来られるそうです!もちろん、みかん収穫時期も赤々と実ったみかんを見ることが可能ですよ!
海を眺められるスポットも!時間的に完全な夕日ではありませんが、もう少し待ったら絶景が見られることでしょうね☆(今回は徒歩なので…)
小さいですが、みかんの木も見えます。収穫時期が過ぎてしまったので、実はありませんが💦
結構登ってきましたね…!少し分かりにくいですが、この手前もみかん畑です。結構急でしょ…?
不思議な電柱を発見。いや、何かのレールでしょうか…?みかんが関係してそう。
※調べてみましたがわかりません。。情報提供求ム!!
街から見て、山の裏側に出ました。潮風が当たりそうな場所ですが、こちら側にもみかん畑がありますね!
「みかん海道」の名前は伊達ではありませんな(っ ` -´ c)
いい感じに日が暮れてきました。
もう少し東へも進めますが、夕暮れ時&徒歩ということを考慮すると、この辺で街へ降りたほうが良さそうですね。
自転車じゃご遠慮坂 pic.twitter.com/FGPYpg1gsf
— ゆう@自転車日本一周冬眠(青春18ダー) (@ysgenfu) December 22, 2017
【有田みかん海道】
有田川
山を降りる途中、有田市の街並みを一望できました。
正直、都会とは言い難い街ですが、食料品店や家電量販店・ちょっとしたショッピングモールが並んでおり、普通に住むだけなら不便しない良い街だなと感じます。
たった、一カ月ちょっとしかいませんでしたけど……。自然豊かで、マツゲン・オークワといったチェーン店があって、特急が停まる駅があるのは羨ましいのが本音( 一一)
有田市のど真ん中を流れるのは「有田川」。古くからこの地区のみかんを見守ってくれています。
まとめ
農家さんに聞いた話ですが、昔はお米も作っていたんだそうです。しかし、当時はみかんの方が単価が高く、徐々にお米からみかんに切り替えたんだとか。その名残で、確かに平地のみかん畑のことを「田んぼ」と呼ばれていました。
歩いてほんの一部を散策しただけですが、街全体でみかんを推していく一体感を感じられる良い街だなと思いました。
個人的には、みかんの花が咲く5月にカメラをもって再訪問したいところですね( `ー´)ノ
今日のルート
一部、遠回りしています。(地図に反映されませんでした)
- JR箕島駅
- 須佐神社
- 有田みかん海道
- 有田川
[kanren postid=”8745″]