2017.7.5(水)
やっぱり夜の海は怖いですね💦
昨晩はブログを更新しようと写真を編集していましたが、波の音にビビり早々とテントの中へ入りました。
不思議なもので、薄いテントであっても中へ入ると安心しますね(`・ω・´)
明らかにおかしいタイヤ
朝は昨日下書きしていたブログを校正し、早めに出発の準備に入りました。
・・・またしても後輪の空気が抜けております。チューブのストックが無くなっているので、とりあえず自転車屋さんへ行かなければ!!
とは言っても、自転車屋さんは青森市内に固まっています。
最悪、わたしの自転車のタイヤは快走車(ママチャリ)と同じサイズなので、町の自転車屋さんでも問題ないのですが・・・。やはり、しっかりしたお店に行きたいですよね( ̄ー ̄)
相変わらずどんよりと曇ってはいますが、ここ数日の天気と比べたら幸せを感じます。
ただし、雨上がりの湿度が高い状態。油断は禁物です。
青森ご当地「工藤パン」
しばらく走っていると、ようやくスーパーが見えてきました!
青森のご当地パンを製造している「工藤パン」製のカツサンドで補給します( `ー´)ノ
ヤマザキなどの大手メーカーのパンだと、どうしても飽きてしまいますもんねぇ。
その地域の味が一番!
隣にホームセンターがあったため、パンク修理セットを購入しておきます。
実は出発前にも検討していたのですが、「チューブを変えればどうにもなる」と甘い考えを持っておりまして・・・。
チューブって案外高いことに気が付きました。・・・旅に出てから(笑)
ここでパンク修理も考えたのですが、そこまで空気圧は減っていない様子。とにかく青森市内へ近づきたいので、進むことを優先します。
『道の駅もりた』で再度、補給タイムを取ります。
朝は今日中に自転車屋さんへ行く予定で走っていましたが、パンク修理キットを買えたので観光を優先することにしました。
これぞ青森のご当地パン『イギリストースト』
青森県民のソウルフードともなっているこのパン。青森のスーパーやコンビニまでどこでも並んでいます!
トーストって名前ですけど、普通の食パンにマーガリンとグラニュー糖を挟んだだけなんです(笑)
原価何円だ
イギリスの国旗は、ちゃんとイギリス大使館に許可を取っているんだとか。
他にも難十種類ものイギリストーストがあるそうで、ぜひコンプリートしてみたい!
なんて、道の駅のベンチでブログ用の写真を撮っていると、3人のおばあちゃんグループの方から差し入れをいただきました。
ありがとうございます!
3人でドライブ中とのことで、お元気な方々でした( ^ω^ )
わたしのことは道路で見かけたそうです。やはり、いつも気を抜けません。。
旅に出てから、CCレモン大好きになりました。ビタミンCが足りていない証拠なのかな?
五所川原立佞武多(ごしょがわらたちねぷた)を知る
青森といえば「ねぶた祭」でしょう!!
日本一周人もねぶた目指して北上していますヽ(´▽`)/
青森三大佞武多の一つ。「五所川原立佞武多(ごしょがわらのたちねぷた)」
残り二つは、もちろん「青森のねぶた」「弘前ねぷた」
ねぶたとねぷたの違いがややこしいのですが、一種の方言のようです。
要は、ぶっちゃけどちらでも良いそう。(青森三大佞武多くらいは正式名称で覚えたいけど)
歴史を学びに『立佞武多の館』へ入ります!
無料でも実際の立佞武多を見られるのですが、せっかく青森に来たのですから800円(美術館と共通券)を支払って館内へ!
いきなり迫力満点な立佞武多の登場です。
高さはなんと、約23mとのこと。この建物は6階建てなのですが、4階分の高さがあります。
入場してすぐに、立佞武多の映像上映の時間になりました。
館内が暗くなり、スクリーンに五所川原の紹介ビデオが流れます。
これに感動しました。あぁ、800円払ってでも観に来て良かったなと。
「ヤッテマレ!ヤッテマレ!」(やってしまえ)という掛け声で、町中の人が楽しそうに踊る姿。
地域が一団となって、お祭りを盛り上げる姿。
やはり、お祭りはいいものですね。ただの8分間しかないビデオでしたが、心底そう思いました。
そして、これを生で見られたらどんな感動が生まれるだろうか?
当日の運行は、現在写真に撮っている3台の大型立佞武多。
そして、地元愛好会や高校生たちがつくるる中型、小型のねぷたが出陣するそう。合計15台なんだとか。
「ねぷた」自体は、400年以上の歴史があり、つがるを中心に受け継がれているとのことでした。
五所川原の記録では、明治40年頃からねぷたが登場するそう。当時から21m級のねぷたがつくられ、近隣の町からも見える大きさだったのだそうです。
しかしながら、電気の普及とともに電線が関わって、ねぷたは小型化。
さらに、戦後に起きた2回の大火災の影響で設計図や写真が燃えてしまったのです。
その後、途絶えてしまったねぷたでしたが、1993年に当時の設計図と写真が発見されたのです!
翌1994年は「橇の音」という市民劇団により、7m級のねぷたが復活。
これで本当に最後かと思われましたが、市民有志が集まった「たちねぷた復元の会」によって、1998年にたちねぷたが復活。80年ぶりのことだといいます。
今は、製作から保存までこの『立佞武多の館』にて運営されています。
ここは建物4階なのですが、この扉が開いてねぷたが出陣するそう。圧巻でしょう!
どうしても「ねぶた(ねぷた)」と聞くと、青森のイメージが出てきますが、こんなに多くの地域で実施されているんですね!
場所ごとの歴史が気になる!!
それにしても、細部までこだわってつくられているのが分かります。
見た目から想像もつきませんが、大型の発電機が備わっているそうです!!
なんとなんと、全ての電球を付けるのに一般家庭10軒分の電力を要するらしい。
見た目だけでなく、全てが桁違いのねぷたです(; ・`д・´)
館内は通路がらせん状になっており、グルグルと様々な角度からねぷたを見ることが出来ます!
自分だけのベストポジションを探すのも醍醐味ですね(๑•̀ㅂ•́)و✧
ちょうど、例のビデオが始まり館内が真っ暗になりました。
それでこの鬼を見ると、さらに迫力が増しますねぇ( ;∀;)
青森ねぶたと、五所川原立佞武多の違いについて。
掛け声も、「ヤッテマレ」と「ラッセラー」と違います。
跳人かー。楽しみだ!!
ねぷたの衣装コーナー。
金魚は、紅白ということからも縁起が良いのだとか。
まさかの、吉幾三さんが歌を出しているんですね!!
これは知らなかった。驚きだわ(*´ω`*)
YouTubeで見る(吉幾三 たちねぷた)
地元愛を感じられます。曲名もそのままだし。
この宣伝は反則ですな。かっこよすぎるもん。
ここで紹介した以外にも、ねぷたの歴史や内容について深く知ることが出来ます!
圧巻の立佞武多を見て楽しみ、ビデオで感動し、説明パネルで深く学ぶ。
充実した時間でしたねー!
今回は+200円で美術館へ入れるということで、そちらを購入しました。
当然ながら撮影禁止です。
ぶっちゃけ、ねぷたを見た後だからパーッと迫力を感じられませんでした。
伊藤正規・成田千空・奈良岡正夫等々。
見どころは、地元の木材を使って京都で製作したという大日如来かな?
絵だけでなく、彫刻や書道も飾ってありました。
それよりも、受付の女性と日本一周についてお話しする時間が長かった(笑)
興味津々に聞いてくださると、こちらも話したくなっちゃいますよね!
ねぷたの製作現場。
わずか7名で作業をされているということ。
静かな部屋で黙々と作業をされているようです。
これだけのものをつくるのは大変というか・・・。
完全に未知の世界。
うーむ、これは芸術。
つくり手の熱い思いが、更に祭りを盛り上げているのでしょう。
真実はいつも一つ(パンク編)
ねぷたで感動した後は、ファミリーマートで充電タイム。
駐輪場近くでツアー客のおばちゃんが、「よし、行くぞぅ」と言って皆を笑わせていたのは秘密。
ここ数日は夜にブログ更新していたため、そこまで充電が減らなくホッとしました。これからも続けよう。
雪国だという証拠。
看板があっても、運転するのは怖いですよね・・・。
道の駅近くのドラッグストアで買い物をしていると、タイヤの空気が完全に抜けていました。
空気を入れれば数キロは走れそうですが、念のため押し歩きます・・・。
道の駅でパンク修理。
ここで謝らなければならないことが。
昨日、「パンクの原因となるものが見つからなかった」といいましたが、目を凝らして探すと見つかりました。写真は撮り忘れたけど。
クリップのようなものが、タイヤにグッサリと刺さっていました。
Twitterやコメントでアドバイスをくださった皆様、本当にお騒がせしました。
こんなポンコツチャリダーですが、今後とも温かい目で見守ってください。
チューブに小さな穴が空いていたので、シールで補強をしておきます。
これでしばらくは大丈夫…でしょう。
夜は道の駅で野宿。
明日は何があっても自転車屋さんへ行かなければ・・・。青森観光は、北海道から戻ってきたときにします。
今日のまとめ
今日から画像の圧縮率を変更しています。
少しは高画質になったでしょうか(`・ω・´)
サイトが重くなったり、画質に影響がないようなら戻します!
・翌日朝、道の駅なみおかにて。
今日のデータ
家計簿
食費:935円(イギリストースト、鯨餅、クリームパン、タコイカ天、かつパン、黒糖パン、サイダー)
日用品:1658円(パンク修理キット、エタノール、カセットガス)
観光費:800円(立佞武多館・美術館)
合計3393円