2017.7.8(土)
旅73日目は道の駅よこはまにて起床しました。わたしたちの他にも、テント泊の方と椅子で寝ている方がいらっしゃったのですが、お会いすることができず残念でした。
北上するにつれて、道路でも大量の荷物を積んだバイクもよく見かけるようになりましたね。
曳地さんは先に出発されました!行先が同じなので、今夜もご一緒する予定です( ^ω^ )
わたしはというと、テントを日光で殺菌しつつブログ更新をします。
カビよ、早く消えてくれ。黒い斑点だけなら許すからさ。
黒い斑点は消えないそうですが、カビの細菌だけでも始末しておかなければ大変な目に逢いそうです。
カビ臭い臭いは確実になくなってきていますが、慣れてきただけというパターンが一番恐ろしいですよね・・・。
この状態で買いなおすとなると、痛すぎる出費。どうしたものか。
モンベルさん、品質は確かなのですがやはり高いのがネックですね(; ・`д・´)
野宿にテントは欠かせませんし、旅の途中はテント内が家代わりになります。
そう考えると、なるべくしっかりとしたものが良いですよね。
直感任せ神社
一段落ついたところで、こちらもぼちぼち出発します。日差しが強い。
本日も昨日同様、移動がメインになりそうです。こんな時でも、サクッと寄り道してその土地の魅力を探ることが出来たら良いのですが・・・。
なんて考えていると、神社を見つけました。思い立ったが吉日です。
移動中、結構な確率でこの規模の神社は見かけるんです。
ただ、なかなか一歩が踏み出せないというか。どうしても、話題になっている場所ばかり行きたがる人間になっているようです。
それじゃ人と変わらないし、せっかくの旅を満喫できていない気がするんですよね。。
大通り沿いの神社でしたが、駐車場もないので地元の人しか来ないと思います。
稲荷神社の文字。普段通りお参りを。
「無事にを終えて帰れますように」
旅の途中は、このお願いを基本的にしています(`・ω・´)
お昼寝はほどほどに
コンビニはちらほらと見かけましたが、スーパーは町中にしかありませんでした。
コンビニの使用率を減らそうと意識はしています。ファミリーマートは充電目的で利用することがあり仕方ないのですが、他のコンビニは極力減らそうかと。
ついつい衝動買いをしてしまいますし、安売りになることなんてほとんどないですからね。
少しでも安く済ませるなら、コンビニはNGです。
下北半島といえば『恐山』でしょう。
日本三大霊山に数えられ、「イタコ」と呼ばれる死者の御霊を口寄せする方々がいることで有名になっています。(あと二つは滋賀県の比叡山と和歌山県の高野山)
現在は、恐山大祭と恐山秋詣りの時だけしかいらっしゃらないそうですが、イタコの口寄せを聞きに全国から多くの人が集まるそうです。
目に見えないものというか、霊的なものはどうしても苦手なので今回はパスします。
いきなり強烈な睡魔に襲われました。自転車を漕いでいても、当然眠くなりますし集中力も無くなります。
偶然見つけた東屋でお昼寝タイム。
いかん。東屋で大爆睡してたわ
— ゆう@🚲日本一周中 (@ysgenfu) 2017年7月8日
うーん、寝すぎました。能代で2日ほど停滞していましたが、疲れが溜まっているのかな?!
たまにはお布団で寝たい。。
ありがたいことに雲一つない快晴。ソーラーパネルも大活躍しています。
何となく珍しかったのでパシャリと。訓練でもあるんでしょうかね?!
少し前まで20℃前後だったことを考えると、今日はとにかく暑いです。
タイヤは計画的に
坂を登っている途中、自転車に違和感を感じ止まりました。
定期的に「ガタン」と揺れるんです。
原因はタイヤしかないんですけどね( ̄ー ̄)
分かりますでしょうか?
タイヤが曲がっております。
最初はチューブかなと思い、外してみましたが特に異常はありません。
戻すときも細心の注意を払って付けましたが、空気を入れると変形します。
「ということは、タイヤじゃないか!!」
案の定、タイヤの一部分が薄く削れており、チューブの空気圧に耐えきれていなかった模様。
ねぶた祭の時にタイヤを変える予定でしたが、それまで持つでしょうか?不安要素が増えてきました。
とりあえず、キャンプ場で前後入れ替えます。
そういえば、ここは太平洋なんですね!!
今まで日本海側を進んできましたが、ついに太平洋を拝める日が来たようですヽ(´▽`)/
キャンプ場も近くなりましたし、しばらく海を眺めていました。
お坊さん徒歩ダー
近くのスーパーで涼んでいたところ、どう見てもお坊さんの格好をした方が。
実はここに来る前にチラッと見ていましたが、話しかける勇気が出ずそのまま進んでいたんです。
13年も徒歩で日本を旅されている方。格好の通り、僧侶をされている方なのですが、お布施をいただくだけの生活に疑問を抱き旅に出られたということ。
今は托鉢(街中でお経を唱えながら鉢を持っている方を見かけたことがあるはず)で生計を立て、ひたすら旅をされています。
わたしも托鉢を見たときに調べたことがあるのですが、「恵んであげる」ではなく「良いことをさせていただいた」という心でお金を入れるようになっています。
ちょっと理解に苦しむ方もいるかと思いますが、神社でお賽銭を入れる感覚と同じかと。
「この神社に恵んでやろう」と思ってお賽銭を入れられる方は少ないだろうという推測ですが。
ぶっちゃけた話、いただくことに慣れてしまったお坊さんもいらっしゃり、そういう風になりたくないから旅をしているということでしたが。
「今も托鉢で生計を立てているなら同じでないのか」とお聞きしました。
すると、「お金を入れられた方は魂のレベルが上がるのは間違いがなく、いただいたわたしはその方のために祈ることで帳尻が合う。それをしない人間が多い」ということ。自分が13年も安全に旅が出来ているのは、人のために祈っているから神様が見てくれていると。
神様というのは、自分のための祈りは聞いてくれないらしいです。
結局2時間近く、宗教のことや魂のレベル(嘘をつかない・人のために祈る)人生における情報(正しく生きること)などについてお話をしていました。
別に宗教の勧誘をされたわけでもありませんし、イスラム教やキリスト教の考え方も教えていただき、普段と違う世界を知るといった面では良い時間だったかなと思います。
人間は一人になると自分のことを考えるようになっている。旅をしているのはそういう時間が必要だから。旅の本当の目的はそこにある。そこで自分を見つめなおして戦わなければならない。
一人になって自分のことを考えていると、「ネガティブな方向に考える」ようになっており、それが続くと人はおかしな方向に進んでいくんだとか。
だから、大半の人間は一人になることや、このような不安定な旅を避けているとまでおっしゃっていました。
※あくまでわたしが聞いた話をザックリと書いているので、誤解もあるかもしれません。
この件に関するコメントはお控えいただけると幸いです。
本州最北端『大間崎』
すっかり夕暮れ時になってしまいました。
本州最北端『大間崎』へ到着!!
本州最西端へ行った時のことを思い出します(笑)
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あの日は5日目で旅にも慣れていませんし、坂がかなりきつかったですねぇ(`・ω・´)
それも良き思い出だ。
北海道がうっすらと見えています。そちらに沈む夕日もステキ(๑•̀ㅂ•́)
大間といえばマグロですな!!
大きいものだと400kgを超えるそうで、それを一本釣りとは・・・。
土曜日ということもあり、人で賑わっていました!
ウミネコも慣れすぎて逃げる素振りもなし。
近くには無料のキャンプサイト『大間崎テントサイト』があります。
ライダーさんを中心に、テントがズラリと。こういう場所は本当にありがたいです!
本日はここでゆっくり過ごします。明日はいよいよ北海道だ( ^ω^ )
今日のまとめ
久しぶりにネットサーフィンをしていたら、興味のある本を見つけました。
凄い本を見つけてしまった #日本一周https://t.co/ChI1BqRsZm
— ゆう@🚲日本一周中 (@ysgenfu) 2017年7月8日
・翌日昼、大間フェリーターミナルにて。
今日のデータ
家計簿
食費:1124円(炭酸飲料、ソーセージ、だんご、サンドイッチ、パン×2、飲料水、おにぎり×2、ブラックサンダー)
合計1124円