昨日は大変な目に逢いましたね・・・(自業自得)
疲れもあり、予定していた道の駅にも到達できず。
公園のベンチの上で寝るという、応急処置で事なきを得ました。
気を取り直して、早朝の米子市を散策します。
とは言っても、寄り道程度ですが。
この、何とも言えないレトロ感がたまりません!
まだ朝の6:30ですが、婦人会?らしき集団がバスに乗り込んでいました。
添乗員さんが眠そう(笑)
雨ニハマケル 風ニモマケル
近くのトライアルで買いだめをしておくことに。
安さの王様、トライアルは旅人の味方ですぜ!!
目的の『湯梨浜町』までは、ひたすら国道9号線を突き進むのみ!
昔ながらの田園風景が広がり、良い雰囲気です。
本当に何もない。
あらかじめ買いだめをしておき、正解でした。
『浪漫の道』かっこいいな。
浪漫飛行を聴きたくなり、誰もいない道路に響かせます(笑)
その先も、景色の変わらない田園風景が続く。
平和そのものです。
鳴り石の浜にて鳴り石 pic.twitter.com/tsoY70yK8L
— ゆう@日本一周時計回り (@ysgenfu) 2017年5月9日
『鳴石の浜』なる場所を発見!
気になって行ってみると、確かに「カラン」という音が響きますね。
Twitterに動画投稿しています。
若干のアップダウンが続く。
左側にある建物は、ガラスが割られて悲惨な状況でした。
昔はこの道路も人通りが多かったのでしょうが、無料の山陰道路が開通して以降、廃れていたものかと推測します。
観光する側としては、道路が便利になっていくことは嬉しいことです。
しかし、マイナーな観光地になると逆に行く人は減っていく。
複雑な問題ですよね。
北栄町は名探偵コナンのまち。
鬼太郎といい、コナンといい鳥取県は漫画家の県でもある模様。
空港だって、それぞれ名前がついているほどですし。
それにしても、まだまだ絶賛連載中の方の記念館があるなんてすごいことじゃないですかね?!
コナン大橋まで。
この先に、青山剛昌ふるさと館をはじめとした、コナンミュージアムがあります。
しかし、実はこの日雨が降る予定でして。
先を急ぐことに。
「あれれ~?おかしいぞ~」
予報より1時間早く雨が・・・。
このまま橋の下に居れば安心ですが、そういう訳にも・・・。
覚悟を決めて進みましょうか!(ヤケクソ)
この先、写真を撮る暇もなく(当然)進み続けます。
立っておくのもやっとな強風。
しかも、向かい風と来たか。
しかし、負けるわけにはいかない。
えー、記憶がありません(笑)
とにかく、無事に『道の駅燕趙園』へ到着しました。
大体、着いたら止むパターンですもんね。不思議だ。
燕趙園とは、日本最大級の中国庭園のようです。
先日行った、足立美術館の中国バージョンといったところかな?
お昼は贅沢にも『牛骨ラーメン』をいただきます。
しかも大盛ですぜ!!
名前からしてもっとコッテリ系かと思いきや、あっさりしていました。
でも、美味しすぎる。感動だ。
その後、道の駅にて昨日のブログ更新。
毎晩、疲れているせいでなかなか更新できませんな。
約束の5時まで時間があり、歩いて散策することに。
昼間の風が嘘のように穏やかです。
ありえないほど狭い入り口ですね。(この後驚きの・・・)
一人がやっとどころか、ちょっと肥満気味の方は通れないも。
看板からしても、かなりの老舗と見た。
足湯発見!!
しかし、このころからまた雨が降り出し断念。
それにしても、しっかり暖かい。何かホッとしますよね(^^♪
隣には、温泉旅館が。
足湯があるなんて、温泉がふんだんに出てくる地域ならではですね( `ー´)ノ
といったところで、予約の時間になりました。
・・・雨が降ってきた。。
たみ
結構な雨ですが、止む気配もなく覚悟を決めます。
道の駅から約1.5km。
いざ、出発。
雨天走行時に注意したいのが、視界とブレーキの利き方が極端に悪くなること。
ブレーキなんて、滑りまくりなんですよね💦
いつもの3倍手前でかけ始めないと、オーバーランします。
ゲストハウス『たみ』では、一切の写真撮影が禁止です。
「記憶に刻む」といった趣旨があるということ。
近年、インターネットでの情報の回る速さや情報の多さに慣れてしまったために、
電話番号や漢字が覚えられないように、パソコンやインターネットがなかったときの感覚を
忘れてしまいそうになるときがあります。仕事や日常ではまだしも、旅や移動をしていても、
インターネットはすぐそばにあり、誰もがカメラを持っている社会となりました。
わたしたちは、旅や移動をしてる時間ぐらいは、意図的にそれらを忘れて、
外部入力やメディア媒体なしに、人間の身体を存分に使ってほしいと思い、
たみの館内では、写真撮影を禁止にさせていただきました。
たみでの思い出の記録を、写真以外の方法で、心に残してみてください。
ご協力よろしくお願い致します。たみ公式より
確かにその通り。
文字を書く機会も減っていることを考えると、目で見たものも同じではないかと。
見ているつもりでも、写真を撮ることで「忘れてOK」になってしまう。
それって冷静に考えると恐ろしいことですよね。
ここから先は、全くの写真抜きです。
頑張って、文章で説明します。
200円銭湯で出会う
たみさんでゲストハウス内の説明を受けた後、近場のお風呂も紹介していただきました。
「寿湯」という場所。
記憶の良い方は思い出したかもしれませんね。
そうです、先ほどの「狭い通路」の向こう側だったのです。笑
料金は200円と驚きの安さ。
近くにも温泉はありますが、逆にその安さを試したいと思い寿湯へ。
・・・熱い。
どうやら、自分たちで温度調整するシステムらしい。
真ん中に、ほぼ正方形の浴槽があり、それを囲んで体を洗います。
シャワーはありません。
とそこへ、いかにも農作業してそうなおじいさんが入浴してきまして。
旅のことを話し、のぼせてきたため一緒に上がります。
外はあいにくの土砂降り。
おじいさんは傘なし。
もう、おわかりでしょうか?
しましたよ、相合傘。
どうも、スナックに入ってから銭湯に来られていたようで、わたしも一杯奢るからと中へ。
失礼ですが、外見と違い中は綺麗なんです。
ママは、妹さんが福岡県の久留米に嫁いだらしく、九州にも何らかの縁がある方で。
若いころには、電車(国鉄)で旅をされたこともあるそうで、佐賀県の祐徳稲荷神社にも行ったことがあるそうな。
おじいさんがベロンベロンな中、お話が弾みトビウオの天ぷらをご馳走になりました(笑)
お通しででた、タケノコの煮物も美味しすぎる。
ザ・家庭の味ですもん。
スナックは40年続けているということ。
わたしの生きた2倍長いですからね。
尊敬します。
この地域と深く結びついており、方言のこと・お祭りごとをはじめ、アル中で有名なおじさんのお話など、普通の会話では飛び交わない情報がズラリ。
一杯だけと言いつつ、ビール瓶2本飲み干しまして( `ー´)ノ
眠くなったところで帰路に。
たみさんにはカフェスペースもあり、今日のおすすめでもあった「ドリア」をいただきます。
写真はありませんが、手作りで美味しいんです。これだけ食べに来ても良いくらい。
しかも、中の雰囲気が良い。
そこだけ時間の流れが違うというか、落ち着いた空間。でありながら、時間は早く過ぎてしまう。
ワイワイできて、とにかく楽しいんです。
他に旅人さんがいたら、もっと盛り上がりそう。
一通の電話が入ります。
どうも名刺ケースを、スナックに忘れていたらしい。
よかった、良い人で。
ていうか!!!
最近ぼーっとしすぎ!!
昨日は財布だし、その前に実は買っただんごも忘れて帰っているんです。
確認する癖をつけとかないと、この先エライ目に逢いそう。
スナックへ行くと、近くの旅館を経営されている社長さんがいらっしゃいました。
社長になったいきさつや、心構えなどお話をしていただきます。
どうも、バイクで日本一周されてる方がバイト中らしい。
もうすぐ出発されるのかな?
いつかお会いしたいですね。
再び、みなさんにお別れを。
それにしても、平日の夜なのに大繁盛です。
10人はいたかな?
それだけ愛されているということですね!
また立ち寄りたくなる、楽しいひと時を過ごせました。
再び、たみへ戻ります。
洗濯乾燥込みで、200円ということ。
この旅で一回も洗濯機を使ったことがなかったため、洗濯させていただき就寝。
言い忘れていましたが、この日の住人はわたし一人。
ちょっと残念。
おやすみなさい。
今日のまとめ
写真がないと、説明するにも一苦労です💦
みなさんの脳内で補完していただけたらと思います。
・2日後早朝、柳茶屋キャンプ場にて
今日のデータ
出発:かめ公園(鳥取県米子市)
到着:ゲストハウスたみ(鳥取県東伯郡湯梨浜町中興寺340-1)
走行距離:64.2km(合計845.0km)
出発&到着時刻:6:00~17:35
家計簿
食費:1,717円(飲料水)(牛骨ラーメン670円)(たみドリア650円)
宿泊費:2,800円(ゲストハウスたみ1泊)
衣服類:200円(たみ洗濯)