2017.6.23(金)
旅58日目は東屋で起床デス。
近くにトイレがないため、食パンをかじって早めに街へ向かいます!
本当は昨日中に行っておきたかったのですが、完全にバテていました(笑)
途中、道に迷って変な坂道を上ったのが大ダメージでしたね(; ・`д・´)
道祖神大わらじ
近くの道路沿いに『倉谷の大わらじ』の標識がありました。
集落の両端に、大わらじを飾る風習があるんですって!
「こんな大わらじをはく大男がいてはかなわない」
確かにそうですね(笑)
玄関先にこんなわらじがあったら、さすがに驚きますもん!
・・・でも、賊のみなさんは本当に信じたんですかね?!
一休さんのとんちみたい。
東屋から10kmほど進むと、ようやく街が見えてきました。
昨日もご説明しました通り、S字型の佐渡島は大佐渡と小佐渡に分かれています。
大佐渡の方が高い山々が連なり、住んでいる人は少ないようです。
S字の真ん中には国仲平野が広がり、大半のお店はこちらに集まっているみたい。
独特な形をして、巨大な湖があって、1000m級の山もある島。魅力がいっぱいです!
昨日同様、島を占領しているコンビニ「セーブオン」さんで飲料水と補給食を購入しておきます。
島の端に行くにしたがって、ほとんどお店がありません!ストック大事です!
偶然見つけた東屋でブログ更新。
本当はその日の夜に更新したいんですが、夜になると眠くなりますし誤字脱字が半端じゃないです(笑)
書いている時の気分でブログの内容ってかなり変わってきます。
疲れている時やネガティブな時のブログって、内容がテキトーになっていることが多いですね・・・。
ちなみに、この時はテキトーな気分でした。57日目のブログをご覧いただくと、お分かりになるかもしれません。。
なかなか文章が出てこず、3時間近くかかって更新完了。
午後からは気を取り直して進みましょうか!
佐渡金山
「スカイライン」と聞くと、乗鞍を思い出しますねぇ( ̄ー ̄)
ちょっとだけ興味があったけど、ここを上ると島の真ん中へ戻されるので却下します。
というか、上る気になった自分が恐ろしい・・・。
「スピード違反はスルメー」
ふーん。
「イカん」にしないところは好感が持てそう(どうでもいい)
謎の穴を発見。防空壕でしょうか?
覗くのも怖いですね。
ということで!佐渡金山へやってきました!
まさかの出口から入場を試みてしまい、係員の方に笑われるというハプニングがありましたが、それはもう忘れましょう(`・ω・´)
今回は、『宗太夫坑』という江戸初期に開発された手掘り坑道を巡るコースにしました。
金山の歴史や技術について学びます。
もうひとつ『道遊坑』というコースもありますが、こちらは比較的近代の金山。
1コース900円するので、今回はパス。
洞窟の中は10度前後とものすごく寒いです。
入り口付近には、金山の概要や歴史のパネルがズラリとありました。
途中まで撮影禁止と思っていたので、写真がありません(笑)
まあ、ぶっちゃけネットで検索すれば出てくるような歴史や情報が書いてあっただけです。
『水上輪』と呼ばれるポンプで抗内水を排出している様子。中がらせん状になっており、回すことによって少しずつ水が上に上がるようです。(アルキメディアン・スクリュー)
なんでも海抜下まで掘り進んでいたらしいく、金の採掘は抗内水との闘いでもあったそう。
このように水を汲み上げる人を「水替人足」と呼ぶそうで、給料は良いけどものすごく過酷な作業。
人出が足りなくなった江戸時代後期には「無宿人」と呼ばれる方々が強制連行されたんだとか。
「無宿人」は罪人ではなく、今でいう浮浪者のような人々。
島流しにあった罪人は、手に職を持っていたり身分が高い人だったりと、無宿人より楽な生活をしていたみたいです。なんとも不平等な世界ですね。
無宿人は、年に1度しか外出が許されなかったそう。悲惨です。
実はこの時一人だったのですが、人形がリアルすぎるし動くしで怖かったです(笑)
絶対驚かしにかかってますもん、コレ作った人。
首が変な角度で曲がるのやめて欲しい( ;∀;)
「採掘」といったらこの風景を思い浮かべますね。
穴掘ったら金が出てくるなんて、ちょっと不思議な感覚。
この座っている方はお役人さんです。
簡単に言うと、タイムカードを打っている感じ。給料計算もこうやって行ったそう。
休憩所の様子。
・・・右側のこっち向いているおじさん!タバコ吸っていたかと思ったら、いきなりこっち向いて話しかけてくるんですよ!!!
ビックリするわ!!
「馴染みの女に会いてぇ」だと。やっぱり驚かしにきているな(未だに一人)
坑道はなんと400kmにも及ぶそうですが、公開されているのはそのうち300mだけ。
1601年に金が発見されて以来、平成元年まで続いていたそうですからね。
長さからも歴史を感じます。
『狸穴』と呼ばれる手掘り坑道がいくつも。
指をさしている人は専門家の方らしいです。
首の角度がおかしいし、こっち向く必要ないから!
一人で行くと、ある意味お化け屋敷でした。
気が付くと何か動いているし、こっち向くし、話しかけてくるし。基本ビビりです(笑)
洞窟を出ると、展示場がありました。
金の採掘から、小判が出来るまでの工程をミニチュアで再現してあります。
採掘⇒石を選別する⇒人や牛などで運搬する⇒鉱石を細かく砕く⇒それをすり潰す⇒溶かす⇒塩と一緒に焼いて塩化銀を作る⇒金を圧縮する(写真)⇒小判を作る⇒刻印
といった、多くの工程があって「小判」が作られていたそうです。
簡単に言いましたが、採掘するだけでも「水を汲み上げる人」「酸欠防止のため空気を送る人」など、ただ掘れば良いわけではありません。
携わる人全ての力が集まって、一つのモノを作る。
感動しました。
歴代の小判が並んでいます。
実家にもあったらな~、なんて(*´ω`*)
なんとなんと!!
本物の金の延べ棒を触れます!重さなんと12.5kgらしい( `ー´)ノ
時価6200万円ですと!!!
小さな穴があって30秒以内に取り出すゲームでしたが、重すぎてムリっす。何秒かけても持ち上がりません(笑)
・・・取り出してコレをくれるんだったら本気出すけど(ゲスい)
『道遊の割戸』
こちらは裏側になりますが、しっかりと窪んでいるのが分かりますね。
少し離れた道路沿いにも、機械の跡地が残っていました。
大佐渡海岸沿いサイクリング
近くのスーパーで遅めの昼食を買い出しして、東屋でいただきます。
机も備え付けてあるのが嬉しいですねヽ(´▽`)/
栄養バランスなんてあったもんじゃないな(笑)
い、いや。ちゃんと普段は考えていますよ!今日は揚げ物が安かったから(”ω”)ノ
海を眺めていると、進む気も無くなってきますね。。
・・・。
じゃなくて!!進みます。
ゴジラ岩よりもゴジラな岩を見つけました。
どうですかね?新しい佐渡の名勝発見なるか?!
山が多いからアップダウンが激しいかなと思っていましたが、そうでもありませんでした。
昨日の方がありえない斜度の坂がありましたし。
というか、地図にも載っていない道を通っていたのは自分なんですけどね(笑)
集落はちらほらあるものの、お店が見当たりません。
腹減った+スーパーがない=やる気がなくなる
— ゆう@🚲日本一周中 (@ysgenfu) 2017年6月23日
ストックのようかんで補給しておきます( ̄ー ̄)
それにしても自然豊かな場所。
橋の上から、真下を見下ろすとこんな感じ。
海が綺麗ですねぇ( ^ω^ )
新潟県産コシヒカリ
久しぶりにAコープを見つけて買い物をしていると、地元女性の方から「日本一周しているの?エライねぇ」と話しかけられまして。
「好きなことをしているだけですから」とお話していると、「お米あげるね」というお話に。
コシヒカリをいただきました!玉ねぎも!
ありがとうございます!美味しく頂きますヽ(´▽`)/
・・・たまに「偉いね」と言われることがあるのですが、それは違うなと思うんですよね。
好きなことしているだけですし、それが誰かの役に立っているわけではありませんし。
普通にサラリーマンとしてお金稼いでいる方が絶対偉いと思います。
ブログには書いていませんが、旅に否定的な方ももちろんいらっしゃいます。
まあ、色々なものを捨てて旅している以上、何を言われても旅は続けるんですけど(笑)
・・・何を言いたいのかわかりませんが、「好きなこと・やりたいこと」をしているだけです。
「偉いね」と言われた理由を考えながらボーっと進みます。
それにしても、本当に景色がきれいですね!
どこから見ても夕日が映えます。
牛が寄ってきました。地面をペロペロ舐めています。
こういう姿を見ると、命は大切にいただかなければならないなと実感します。
東屋を見つけたので、本日は終了。
初のお米炊きに挑戦し、Aコープで買っておいたレトルトカレーでいただきます。実は4日連続!
・・・お米炊きは、改善の余地ありといったところです(笑)
でも、美味しいお米でしたし、炊き立て最高!無くなっても米を炊いてみようかな( `ー´)ノ
今日のまとめ
まさかお米を炊く日が来るとは思いませんでしたね(笑)
目分量ですが、意外とどうにかなりました!
もっと経験を重ねてみます!
・翌日朝、岩谷口の東屋にて。
今日のデータ
家計簿
食費:1154円(おにぎり、パン×3、飲料水×2、フライドチキン、チキンカツ、ミカンジュース、レトルトカレー)
観光費:900円(佐渡金山)
合計2054円